だい二十八話 ページ28
「すごく美味しかったですね、結構量もあって満足しました」
『……で、ですね。お腹いっぱいです』
「あっそうだ…もうこんな時間ですし送っていきますよ」
『いいんですか?じゃあお願いします』
「もっと…その、Aさんといたいし…話していたい…とか…思ってたり…」
『ははっ私もだよ、独歩』
「どぅえあ…はっは、は…い…」
『…呼び捨てして大丈夫でした?』
「そっそれは全然!!ぜひ!!ちょっといきなりでビックリしちゃって…」
『それならよかった。…帰りコンビニいいですか?』
「あぁ、いいですよ」
『…あ…あの…』
「どうかしました…??」
『ひっ引かずに…聞いて欲しいんですけど…私まだお腹がまだ空いてるというか…別にそこまで空いてるわけじゃないんですけどね!?私昔から大食いな方でまだ肉まんくらいなら入るというか…』
「そ、そうなんですか…?」
『その…ごめんなさい…変な話して…嫌になりましたよね…』
「えっ!?!?いや全然!!そういう女性僕は素敵だと思いますよ!!」
『っ独歩さん…』
「だからそんな僕のことは気にせず食べて大丈夫ですよ。…僕とAさんは仲良くなって少ししか経っていない…お互いのこと全然わかっていないのに…その、こっ恋人に…なったから…もし嫌なとこ見つけて嫌いになったらすぐ言って。僕は受け入れるから」
『独歩さん…』
「僕はAさんのことだいぶ前から知ってて…だから最近って感じしなくて…」
『いつなんですか?私の事知ったの』
「えーと…何ヶ月か前に同居してる友人に牛乳買ってきてって頼まれて…その時その友人仕事入って晩ご飯も用意できなかったって言ってたから近くのスーパーに寄った時Aさ…Aがレジやってくれてその日から…」
『…その時確か半額になってた唐揚げ弁当買ってました?』
「その時それしかなくて…えっでもなんで知って」
『……私も…その日、独歩に一目惚れしたから』
「えっ」
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しゃか(プロフ) - リリさん» ヒエッッ嬉しいお言葉ありがとうございます!! (2020年3月21日 2時) (レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
リリ(プロフ) - ア゙ア゙ア゙ア゙何コレ尊い可愛い天使かよ←凄い好きです。更新頑張ってくださいッ! (2020年3月21日 1時) (レス) id: 4acf213d6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃか | 作成日時:2019年9月4日 23時