8話 ページ8
『はぁ、はぁっ…もう無理疲れた…』
「やっと諦めたね」
『…ホントに私あなたになにしたの』
「ねぇ、君。跳ね馬のこと知らない?」
『跳ね馬…?跳ねる馬?馬?』
「…ふーん…知らないんだ」
『え?いや、は??』
なんと質問をするとそのまま背を向けて歩いていく
一体どういうこと…??
『はぁ…帰ろ……』
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跳ね馬…馬のこと?
雲雀は一体なにが聞きたかったんだ…
ベッドに横になり天井を見つめながら今日あったことを思い出す
雲雀はもしかしたらそのことを聞きたくてずっと追いかけてきたのか
…それならもう追いかけてこないか
『あ…宿題しないと』
・
・
「リボーンか?珍しいな、そっちから電話するなんて」
「ちょっと気になってな、お前笹山Aってやつ知ってるか?」
「笹山A…?誰のことだ?」
「知らねぇか?」
「いや…そんな名前聞いた事ねぇけど」
「そうか」
「誰だそいつ、なんかあるのか?」
「…いや、俺の勘違いだったらいいんだけどな」
「リボーン?」
「急に電話して悪かった、ディーノ。んじゃ俺は寝る、ちゃおちゃお〜」
「いやっお」
ブチッ
「リボーン?誰と電話してたんだ?」
「ちょっとな、それよりツナ。宿題はやったのか?」
「宿題?…あっ!!わっ忘れてたー!!!」
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「はぁぁ…」
『おはよ、ツナ。眠そうだね』
「あぁおはよ…宿題やり忘れてて昨日夜中まで…」
『それはお疲れさん。…獄寺とかになってもらえばよかったのに』
「それはリボーンが許さないんだよ〜…」
『ふーん…家庭教師って本当なんだ』
「サボると何されるかわかんないし…」
『赤ん坊なのに逆らえないの?』
「いや…赤ん坊だけど中身は鬼だよ…」
「なんか変な赤ん坊。…ねぇ、昨日雲雀恭弥に跳ね馬のこと知らない?って聞かれたんだけど知ってる?その人」
「跳ね馬ってディーノさんのこと?」
『ディーノ…?』
「うん、イタリアにいるんだけど。あっそういえば明日日本に遊びに来るって言ってたっけな」
『…ディーノ』
「どうかしたの?」
『いや…別に。やっぱ知らない人。なんで聞いたんだろ』
というかイタリアの知り合いいるんだツナ
すごいな…
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くら(プロフ) - 27さん» ありがとうございます〜!!また雲雀さん書きたいなって思ってるのでぜひぜひ見てください( ˘ω˘ ) (2019年4月8日 20時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
27 - とっても面白かったデス。 恭君可愛いスギ///尊死… (2019年4月8日 2時) (レス) id: 83d0ffd5ad (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - かっぱえびせんさん» ありがとうございますー!!今忙しくて少ししか更新できませんが頑張ります…!! (2019年3月13日 7時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱえびせん - 面白すぎる!更新陰ながら応援してます! (2019年3月12日 0時) (レス) id: 18f009c68c (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - teさん» あああっありがとうございますーー!!!良い作品になるよう頑張ります!! (2019年3月11日 0時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くら | 作成日時:2019年2月26日 22時