図書室の彼女『 雲雀 恭弥 』

38話 ページ38

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目を開けると真っ白な部屋にいた




『…病院』


「っ起きたか!!」


『あれ…ディーノ…?どうして…イタリアじゃ』


「お前が襲われたってリボーンから聞いたから急いで日本にな｡…大丈夫か?痛いか?」


『大丈夫だけど…私どれくらい寝てた…??』


「1週間は眠ってた」


『…そっか』


「お前を襲った奴らは恭弥が片付けた｡お前の母親たちには不良に絡まれたって言ってあるからな」


『そう｡…雲雀は?』


「今は平日の昼だから学校だな」


『…』


「…恭弥がどうかしたか?」


『んーん､なんでも』


「…そうだ､ツナ達もすごい心配してたぞ」


『心配…?』


「あぁ､お前がここに運ばれてから毎日来てる」


『毎日…』


「いい友達を持ったな､よかったな｡A」


『…うん』


「もう少しでツナ達来るかもな」


『ねぇ､ディーノ』


「ん?どうした」


『雲雀､呼んで欲しい』


「恭弥を?」


『お礼言いたいから』


「あぁそっか｡…来るかわかんねぇけど…もし来なかったら俺のせいにすんなよ?」


『何としてでも連れてきて､来なかったら2週間私の修行させる』


「なっそりゃねーだろ!!」


『…ふふっ…はははっ』


「っ…ははっ…たく､お前は」


『また少し寝ようかな｡みんな来たら起こして』


「あぁ､わかった」


『…ありがとう､ディーノ』









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