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30話 ページ30

『やっぱいた』



屋上のドアを開け出ると雲雀が床に寝転がり空を眺めていた


私の方を見たが再び視線を空に戻す




「パン?」


『そう、久しぶりに』


「ん」



何故か私の方を見て口を開いて待つ




『…お腹減ってる?』


「はやくして」


『はいはい…』


「ん。…ねぇ、まだ襲われないの」


『んー来ない』


「そう」


『そんなに襲われて欲しいの』


「そうなれば戦えるでしょ」


『雲雀が出る前に私が片付ける』


「武器も持ってないのに?」


『…今度ディーノからなんか貰う』


「僕が片付けるからいらないよ」


『そうですか…雲雀ってご飯食べないの?』


「なんで」


『なんかいつも見回りかここで寝てるかだから』


「食べるけど」


『へぇ、食べるんだ』





一体何を食べるのか


気になるけど質問しまくったらトンファーで殴られそうだしやめよ





「君、最近あの草食動物といないよね」


『…傷つけたくないから。ツナ達は強いってわかってる、それでも危ない目にあわせたくないから』


「僕はいいんだね」


『雲雀は強いし戦うのが好きだから問題ないでしょ』





…それでも、雲雀も危ない目にあわせたくないんだけど


襲うならさっさと来て欲しい。…もうツナ達を避けるのは辛い







_________________









_________







家に帰ろうとした時

ツナに家に来ないかと言われ断ったんだけどリボーンも山本、そしてあの獄寺にも…まぁ獄寺は10代目が誘ってんだから断んじゃねーよ!!ってキレてたけど、誘われたので仕方なくツナの家へ




今襲われたりしたら本当にどうしよう、そうずっと考えている





『…お邪魔します』


「あら、いらっしゃい〜!久しぶりねAちゃん」


『お久しぶりです』


「どうぞあがって〜!今ね部屋にディ…」





とツナのお母さんが話してる時に階段から何かが落ちてきた




「いってぇ…」


「ディっディーノさん!!大丈夫ですか!?」


「あ、あぁ…」


『…え』


「おい、ディーノ。いつまでもそこに座ってたら邪魔だぞ」


「わかって……A!!!!」




ディーノは立ち上がり私を抱きしめる


強く




『苦しい!!』


「えっあ…悪い…大丈夫か?」


『大丈夫…。久しぶり、ディーノ』


「久しぶり。…思い出したんだってな」


『うん。…ごめん、今までずっと忘れてた』


「気にすんなよ。ここよりツナの部屋でゆっくり話そうぜ、話したいこと沢山あるからよ」








___

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くら(プロフ) - 27さん» ありがとうございます〜!!また雲雀さん書きたいなって思ってるのでぜひぜひ見てください( ˘ω˘ ) (2019年4月8日 20時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
27 - とっても面白かったデス。 恭君可愛いスギ///尊死… (2019年4月8日 2時) (レス) id: 83d0ffd5ad (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - かっぱえびせんさん» ありがとうございますー!!今忙しくて少ししか更新できませんが頑張ります…!! (2019年3月13日 7時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
かっぱえびせん - 面白すぎる!更新陰ながら応援してます! (2019年3月12日 0時) (レス) id: 18f009c68c (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - teさん» あああっありがとうございますーー!!!良い作品になるよう頑張ります!! (2019年3月11日 0時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くら | 作成日時:2019年2月26日 22時

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