私の子犬2 [入間銃兎]

セッテ ページ7

『ん､(人1)ー』


「なにー」


『クッキー､はい』


「やった!」


『銃兎の分も…よし』


「あっ私も作りたい!!」


『…はいはい､教えるよ｡おいで』


「うん!!」







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「お父さんおかえりー!!」


「ん､ただいま」


『おかえり』


「ただいま｡今日のご飯何にしたんだ」


『ピーマンの肉詰めだよ』


「おっ久しぶりだな｡着替えてくる」


『うん』


「今日は無理してないよな」


『してないよ｡大丈夫』


「そうか､ん」


「私持つ!!」



私に鞄を渡そうとすると(人1)は手を伸ばして私から鞄を奪う




『あ､ご飯食べたらいいものあるよ』


「いいもの?」


『うん｡ね?(人1)』


「うん!!」


「ははっ､それは楽しみだな」


『ご飯温めておくから着替えちゃって』


「あぁ」






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「はいお父さんっ!!バレンタイン!!」


「おっ…おお､そうか…今日14日か｡ありがとう｡…Aは?」


『はい､ちゃーんとあるよ』


「…ありがとう」


『今食べる?』


「1枚だけ｡…じゃあ今日は(人1)のを食べようか」


「やった!!食べて!!」


「いただきます｡…ん､美味しいな」


「へへっでしょー!!お母さんに教えてもらったの!!」


「そうなんだな､すごく美味しい｡ありがとうな､ほら｡そろそろ寝ないと」


「えー…」


『ほーら､寝なさい』


「…おやすみなさーい」


『おやすみ』


「おやすみ､(人1)」




銃兎はクシャりと頭を撫でニコッと微笑む

(人1)もニコッと微笑んでリビングから出ていく





「A」


『ん?』


「…こっち」


『どうかした?』


「甘えたい」


『…ん??』


「疲れたから､膝の上にきてくれ」


『…ふふ…はははっ､いいよ｡…ん､これでいい?』


「…ん…なぁ､好き」


『えっ…なに急に?』


「言いたくなった」



へへ､と笑いながらぎゅうっと抱きしめ擦り寄ってくる




『私も好きだよ』


「…あぁ､知ってた」


『なにその返事』



クスッと笑いながら頭を撫で抱きしめる









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