聞いてみたら ページ36
「お父さん」
「どうした、かゆいとこあるか?」
お父さんと2人きりになれるのはお風呂の時
お父さんが私の頭を洗ってくれている時に声をかけた
「んーん、違う。お父さんとお母さんってどうして喧嘩しないの?」
「喧嘩?そうだな…確かにしないな」
「友達からよく喧嘩したって話聞くから」
「あー…今日のこと普通だったら俺は怒られてるな。…アイツはちゃんとわかってくれてるみたいだからな」
「お母さんが?」
「あぁ」
「ふーん…お母さんにイラついたりしないの?」
「イラつく?それはないな」
「お父さんとお母さんって仲良いんだね」
「はははっ、確かにそうだな」
「お母さんにも聞いたけど八つ当たりされても本気で言ってないことはわかってるって言ってた」
「…Aが。…ははっそうか」
「どうかしたの?」
「いや…仕事でイラついてAに当たってしまうことが何度かある、正直傷ついてないか不安だったが…そうか、そんなこと言ってたんだな」
「お母さん全然気にしてなかったよ。勿論私も気にしてないよ!!だってお父さんのお仕事大変なのよくわかってるもん」
「…ほんとにありがとうな。よし、洗えたし入るか」
「うんっ」
「なぁ(人1)」
「んー?」
「仕事を優先するお父さん嫌いか?」
「んーん!!私お父さんだーーーいすきだよ!!お仕事でお出かけできないの正直嫌だけど…でもそういう時お父さん絶対いつもより早く帰ってきてくれるしずっと私の傍にいてくれるから全然平気!」
「…そうか、よかった。なるべく2人との時間を作ろうと頑張ってるんだけどな。次は絶対3人で出かけような」
「うん!」
「10数えてあがるか」
「えーもっと入ってる。お父さんとお話したいー」
「のぼせるなよ?」
「わかってるもんー」
「それではお話聞かせてもらいましょうか」
お父さんは優しく笑いながら私の頭を撫でてくれる
学校であったこと、友達と遊んでる時にあったこと、家であったことを沢山話した
でもそのせいで
「…」
『っふ…く…はははっ!!なんで2人してのぼせてるのさ。…ほら水』
「(人1)が楽しそうに話すから…時間、忘れてた」
「うー…」
『全くもう。倒れたらどうするの?』
「…悪い」
『次は気をつけてよ、のぼせるまで入っちゃダメ。わかった?』
「あぁ」
「はーい…」
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ゆる - はわぁ…!面白かったです…!! (2020年8月20日 8時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
ルム - はわわ!…こちらこそです!…息子と銃兎さんに取り合いされる夢主が見たくなちゃったので(なんか…良き!)…毎回癒されてます!返事ありがとうございました! (2019年1月28日 22時) (レス) id: 5248175efa (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - ルムさん» ありがとうございます!! なるほどなるほど…そんなこと言われると書きたくなっちゃいますよ…!!私も息子と娘悩みまくってどっちも書きたい…って思っていて…この話が終わったら息子バージョン書いちゃいますね!!ありがとうございます(^^♪ (2019年1月28日 9時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
ルム - 娘バージョンは娘バージョンで…別の…ってゆう。銃兎さんと夢主と息子…3人…っとゆう。分かりずらかったらすみません┏○ペコッ…あと、気が早くてすみません┏○ペコッ…これからも、応援してます! (2019年1月28日 1時) (レス) id: 5248175efa (このIDを非表示/違反報告)
ルム - |´-`)チラッ…第1章?お疲れ様でした!…それと、今の2のやつが…ってまだ、早いですが…終わったら…と言うか…息子バージョンの方も見てみたいです! (2019年1月28日 1時) (レス) id: 5248175efa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くら | 作成日時:2019年1月27日 23時