じゅういち ページ11
『ただいまー…って誰もいない?』
「どっか出かけてんじゃねーのか」
『そうかも､とりあえず部屋行こっか』
「おう」
嘘だろ家で2人きり???
『じろ君?どうかした?』
「えっ､あ…今行く」
急いで靴を脱ぎAの後ろをついて行く
部屋に入るとやはり昔とは全然違っていた
…女の部屋…って感じするな
やべぇなんかすごいドキドキしてきた
『今飲み物持ってくるから､ちょっと待ってて』
「あ､あぁ…」
待っててって言われてもな…どこ座ればいいんだよ
床に座ればいいのか…それともベッドか?
いや…ベッドとか…隣に座ってこられたら
「あーークソッ!!!」
よくわからなくなりそのままドアの前で立って考えていると後ろからガチャという音が聞こえてくる
『えっじろ君!?もしかしてずっとここで待ってた?』
「…どこ…座ればいいんだよ」
『え?…ふふっ…あはははっ!!じろ君って女の人の部屋入ったことない?』
「だっ､だったら悪ぃかよ」
『べっつにー､ベッドの前に座っていいよ』
「お､おう」
クソッ…カッコわりぃ
言われた通りにベッドの前に座るとAは俺の隣に座って携帯を触り始める
そういや…
「なぁ､連絡先貰ってないよな」
『え?あ…そういえば｡今携帯ある?』
「ん」
『じゃ交換しよ｡あと一郎く…さんと三郎君のもある?』
「別に兄ちゃんの呼び方はいつもと同じでいいんじゃねーの?」
『で､でも歳上だし…』
「兄ちゃんもいつも通り読んでくれた方が喜ぶと思うけどな」
『う…それなら…仕方ない』
「…それと三郎のはいらねぇだろ」
『え"っ!?いや欲しい!!』
「ﾁｯ……なぁ」
『ん?』
「…いや､いいや｡これ兄ちゃんのな」
『あっ､うん』
「…」
『…三郎君のは』
「悪い､入ってなかった」
『…はーい没収しまーす!!』
「ちょっおま!!返せ!!」
携帯を閉じてそのまま話を終わらせようとすると携帯を奪われる
慌てて取り返すもAは立ち上がり俺から離れる
『あるじゃん』
「っ…教えたくねぇのに…」
『なに?』
「も､もういいだろ｡教えるから返せって」
『…ねぇ､じろ君って彼女いるの?』
「はっ!?いや…な､なんで」
『今通知来たの見ちゃって｡…今度いつ会える?って｡これ女の子だよね?』
「え?どれだよ…」
そう言い覗き込むと2週間前に告ってきた女からだった
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ゆる - 面白かったです！！ (2020年8月20日 9時) (
レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
しゃか(プロフ) - ドナーツさん» ありがとうございますー！！ (2020年4月28日 22時) (レス) id: 69f25d052a (このIDを非表示/違反報告)
ドナーツ - かはっ、可愛すぎかよ〜最高です！ (2020年4月27日 8時) (レス) id: 6a5c4fc28d (このIDを非表示/違反報告)
夢花 (仮垢) - 翔くん……どうしたんだろう…。んー、実は血が繋がってなかったとか…？まあ、家によって差はあるけど、子供が小学生の時にわざわざ子供産もうとするかどうかだし…ふむ() 続き早よ((殴 (2019年1月8日 14時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
くら(プロフ) - Thistle*さん» はい！ありがとうございます( ..)" (2019年1月5日 11時) (レス) id: 59ac186e9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くら
| 作成日時：2018年11月8日 17時
