幼馴染『山田二郎』

よんわ ページ4

『じろ君､早く行こ?お菓子無くなっちゃう!!』


「まっ待って…もう少しで準備終わるから」


『もう…いっつもギリギリに準備するんだから!そんなんじゃ女の子離れていっちゃうよ!!』


「うっ…でも…Aは離れないでしょ…?」


『あったりまえじゃん!!じろ君の傍にずーっといるよ､準備遅くなったってAは待てるもん』


「へへ…俺はAがいるならそれでいいや」


『もう…早く行こっ!!』







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「おい…おいって!!二郎起きろ!!」


「っ…んだよ…」


「そろそろ授業始まるぞ､お前朝のHR寝てたのかよ」


「昨日夜遅くまでテレビ見てたから寝不足なんだよ」


「たく…転校生来たってのに」


「あ?あー…今日だったな｡っんー…はぁ､起こしてくれてさんきゅ」


「おんまえほんと興味ねぇのな｡ほらあそこ､あの囲まれてる女子だよ来たの」


「別に興味ねぇし」




なんて言いながらもチラリと人が集まる方を見てみる





「ねぇねぇ前の学校で彼氏とかいたの?」


『彼氏?あははっいないよ､今までできたことないし』


「え〜うっそだ〜!!こんな可愛いのに!!」


『そんなことないって』




ガタッ!!!!!



「お前っ!?!!?!」


「えっなに?二郎君知り合い?」


「ど…どうしたんだよ二郎」


「えっ…いや」


「授業始まるぞー座れー」




そう言い先生が入ってくる





…なんで…あいつがここに







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