野良猫が住み着きました。[夢野幻太郎]

嘘. .26 ページ26

『…』


「…まだ起きてますか」


『はよ寝ろ病人』


「眠れないんです」


『そーですか』


「抱き枕があれば寝れそうなんですがねぇ」


『知るか｡…もう怪我の手当して疲れたのおやすみ｡…っていや来んなし!!』



はぁ､とため息をはいて眠りにつこうとすると突然起き上がり私と同じ布団に無理やり入ってくる




『ねぇ風邪うつす気なの??』


「はい」


『そんな満面の笑みで言われても…風邪ひくのやだ』


「大丈夫ですよ､Aは何しても熱出さないんですから」


『…まぁ身体丈夫な自信はあるけど』


「ならいいでしょう」


『はぁ…痛くない?』


「はい」


『ん…次からは絶対反抗してよ｡さっき言った通り私は丈夫だから､怪我してもすぐ治るし｡…だから幻太郎､もう私を守るために怪我なんかしないで』


「……約束しましょう」


『なんか信じられないけどまぁいいや…早く寝て治してよ｡暫く私もお粥生活だよ』


「これを機に料理を始めてほしいんだが」


『やだ』


「全く…」


『…おやすみ』


「はい､おやすみなさい」








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『ん…んー…うわっ…あぁ昨日幻太郎と一緒に寝たのか…』



目を開けると目の前に幻太郎が目を閉じて幸せそうに眠っていた

なんでこんなに近いんだと一瞬ビビって焦った




『…幻太郎がまだ寝てる…』



いつもなら幻太郎よりは遅く起きる私が早起き


…と思ったけど時間はもう10時…幻太郎がめちゃくちゃ寝てるのか




そういや最近仕事もしてるし疲れ溜まってたのかな





目の前で眠る男性の頬を優しく撫でてみる


するとピクリと動くと私の手に擦り寄ってくる




『っ…な､なにこれ』




私としたことが…幻太郎が可愛いと思ってしまった


しかも…ドキッときてしまった






『…アンタも猫じゃん』




顔が熱い､早く起きよ








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今まで書いてきたヒプマイの小説まとめてみました…キャラ崩壊とかありえないとかあると思いますがドラ様のようにあたたかーい目で見てやってください…


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