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第2話 ページ3

[深海の世]
作品を紹介するカードに、そう書いてあった。 巨大な魚が深海を泳ぐ、少し恐怖を感じる絵だった。

[赤い服の女]
美しく、微笑を浮かべ、そしてどこか欲の張っていそうな女たちが描かれていた。

[悪意なき地獄][無個性][個性なき番人]

そして[絵空事の世界]
とても巨大で、おどろおどろしい。 私はこの絵を、何処かで見た気がした。

不意に電気が消える。 バックミュージックも消え、辺りを静寂が包み込む。

「……おかしいな」

全館停電したのならば、客のざわめきや悲鳴、それか従業員の案内の声があってもおかしくはないだろう。 しかし、いくら待ってもそれはない。
私は、館内を散策してみることにした。

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悪魔(プロフ) - たけのこご飯さん» ありがとうございます! (2016年2月18日 0時) (レス) id: f1c6c4be71 (このIDを非表示/違反報告)
たけのこご飯(プロフ) - 文章の構成とか、ひとつひとつの文がすごくいいと思います!素敵、です!更新、楽しみにしています! (2016年1月18日 20時) (レス) id: fc18aada40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あくまん x他1人 | 作成日時:2015年10月22日 21時

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