14話 ページ15
『総統様、私を特攻隊に入れてください。』
そう言うと何も知らないグルッペンは面白そうだと目を輝かせいいだろうと答えてくれた。
そこからは早かった。
今は絶賛戦争中()だ。
特攻隊である私はなるべく早く戦争を終わらせ、彼らに勝利を。
そう思い、入隊した時からずっと身に着けていたインカムに手を伸ばす。
ｻﾞｻﾞｯ
聞きなれた雑音に何故か悲しくなってくる。
私はみんなにつながったことを確認すると最後のコトバを放った。
『私はみんなと居れたことがうれしかった。ただそれだけでよかった。とても楽しかった。
――次はもっと普通に話せたらいいね』
そう言うとインカムから大量の声が聞こえたがすべて無視して、インカムの電源を落とす。
そして私は1回深呼吸をして、胸に手を当て唱える。
『神をまとめしサファイアの力。今私の大切な人を守りたまえ。』
すると私を白い光が包みその光は一瞬にしてみんながいるであろう方に飛んで行った。
これでいい。
私はもう一度深呼吸をすると自家製の威力が化け物級の爆弾の安全ピンを外し、城へ突っ込む。
もうそろそろかなというところで瞼をそっと閉じる。
すると私の体が宙に浮く。
最後に聞いた音。
それは
ドオォォォォォォォォン！
という、私を包む爆発音だった。
ちゃんと爆発したんだなと安心をしそのまま私は深い深い永遠の眠りへとついた。
痛みはなかった。
ただ皆を守れたことがうれしくて。
また会えたらいいななんてのんきで絶対に叶うはずのないことを考えながら。
私の意識は幕を閉じた。
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テイル - え？ごみ絵師さんが事故…？嘘やん… (2020年1月1日 14時) (
レス) id: c7122b4891 (このIDを非表示/違反報告)
ごみ絵師さんだゾ！(プロフ) - ロコさん» ありがとうございます！ムノウがある程度までいったら書きますね (2019年8月27日 12時) (レス) id: 8cf4e583bb (このIDを非表示/違反報告)
ロコ(プロフ) - こっそり見てました……完結おめでとうございます！ (バッドの方で白尾国に残ったエンドが見たいと思ってる我氏） (2019年8月27日 4時) (レス) id: cb67a45a14 (このIDを非表示/違反報告)
ごみ絵師さんだゾ！(プロフ) - けいっちさん» ありがとうございます！生まれ変わったやつはムノウが完結したら書こうかなと… (2019年8月26日 22時) (レス) id: 8cf4e583bb (このIDを非表示/違反報告)
ごみ絵師さんだゾ！(プロフ) - ありがとうございます！ムノウ､あんまりおもしろくないかもです(白目)生まれ変わったやつは…じゃあムノウが完結したら書きます！ (2019年8月26日 22時) (レス) id: 8cf4e583bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごみ絵師さん | 作成日時：2019年6月19日 17時
