無能で何が悪い！【wrwrd】【軍パロ】

11話(回想終わりまみた) ページ12

『ん...』

目を覚ました私はすぐにここがどこかを理解した。


また？またなの？この前いったばっかじゃん？ねえ、









神？



私が目を覚ますとそこは医務室ではなく、真っ暗な空間。

また神か。と思い重い腰を持ち上げる。

でも何かが違った。

前とは違う。

だって、





神の声が、あの優しい声が聞こえない。




私は暗い空間を歩き続けた。

何時間か歩いているとさきのほうに白い光が見えた。

何だろうと近づこうとすると聞き覚えのある声が聞こえた。


お前は普通の人間じゃない！狂いに狂った悪魔だ！



これは私が最も聞きたくなかった声。
ある国の総統の声だ。

暗殺を依頼され殺そうとしていた時に放たれたこいつの最後の声。

私はこの言葉に絶望を覚えた。

何度も頭の中でリピートされるこの言葉。
その時の映像が一気にフラッシュバックしてくる。

私は人間じゃない？そんなはずない。だって、ダッテワタシハ...




「―――――――――――――A！！」




その言葉にハッと我に返った。
誰かが呼んでいる。

私の事を。

必要とされてこなかった、この私を。





――――――――――誰かが必要としている。









行かなきゃ。



そう思い私は城い光に手を伸ばし、意識を手放した。









―――――――――――――――――――――――――――
意味不すぎでワロタ

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