�将� ページ21
バレてたか…。
隠してた訳では無いけどさ…。
「…そうですね。これもすごい不思議な事で信じてもらえるか分からないですけど…。今の私は…その、体が縮んでいます。」
「…なるほどな。」
「え？じゃあ本当は何歳なん？」
「ええっと…17歳…ですね。」
「まじで！？JK！？」
「はい、JKです…。」
なぜみんなJKに反応するんだ。
志麻さんなんて凄い反応示してるぞ、１回落ち着いてくれ。
とは言ったものの、魔物もJKなんて分かるんだな…、すっごい今更感がやばいけれど…。考える余地が今までなかったって事にしよう。
1度落ち着く為にセンラさんが入れてくれた紅茶を1口飲む。
この匂い…アールグレイか…。私が2番目に好きな紅茶だ…。
「何で小さくなったんだろうな。」
しばらくごちゃごちゃしていた空間にぽっと出てきた浦田さんの言葉。
その言葉を合図に静かになる3人。
私にも原因は不明。
可能性があるとすれば、あいつになにかされたくらいにしか…。いや、100％それだろう。
「Aちゃん、なんか心当たりある？」
センラさんが問いかけてくるが、首を横に振って置く。流石にあいつとの関係に4人は巻き込めない…。この後何とか説得するかそっと抜け出して…いや、でもあいつがどこにいるか分からないし…そもそも道具がないと………あれ…？
「道具…。」
「…え？」
「あ、いや…なんでもないです…。」
私、道具をどこに置いてきた？
寝ていた部屋にはなかったし…誰かが保管してくれてるのかな…でも、あれは…魔物が嫌がる代物なはず…。
��落とした��のか…
「Aちゃんどうしたん？」
「………。」
「おーい、Aー。」
「いたっ…」
声に気づかない私に、浦田さんがデコピンをする。優しくしてくれたのだろうけどちょっと痛かった…。
「すみません…まだちょっと状況が…。」
「…は？」
「さっきまであんなに落ち着いてたやないか。」
「あ、いやその…よくよく考えたら…って…。」
「…なぁ、なんか隠してねぇよな？」
浦田さんの言葉にドキッとしてしまう。
もしここで、私のしていることがバレてしまったらここを追い出されてしまうかもしれない…。それは私が圧倒的不利になるので困る。
言い方は悪いが、今はこの人達の信用を得て、暫く利用させて貰わないと…。今の私すっごい悪役みたいだな…。
「何もないですよ、浦田さん…。」
「……そうか。」
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FAMIRA - 更新止まってるので戻ってきてください！！とても面白かったです！ (2022年10月8日 9時) (
レス) @page24 id: 58cb53495b (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2021年10月27日 15時) (レス) @page21 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
無花果(プロフ) - さなやまさん» さなやま様応援ありがとうございます！！！亀さん更新ですが精一杯頑張ります(((((泣 (2020年6月11日 22時) (レス) id: e953562a4f (このIDを非表示/違反報告)
さなやま - 面白い作品に出会ってしまった…！更新頑張ってください！ (2020年4月19日 16時) (レス) id: 6a49bba79c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無花果 | 作者ホームページ：http://gokutozihen
作成日時：2020年1月4日 16時
