求愛行動【浦島坂田船】 (ページ32)

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24話ページ32

side urata

う「トイレ行ってくるー」

店を出た後俺はそう言って志麻達から離れた

う「俺が調べさせた事分かった？」

理由は俺の所の下っ端が俺達の後を付けてきていたからだ

まぁ、大方見張りとか護衛なんだろうと思うが丁度いいAについて調べさせた事(※彼らの話し合い参照)を聞くか

下っ端「それは俺の仕事じゃないので知りません」
う「知ってる奴は誰だ？」
下っ端「遥斗の兄貴です、連絡取ってみます」

それから遥斗とか言う奴に電話をしてスマホを俺に手渡してきた

遥「Aさんの件についてですよね」
う「何か分かったか？」
遥「ええ、何故一人暮らししていたのか幹部の娘でありながらバイトをしていたのか全て分かりました」
う「そうか…帰ったら聞く」

その場で聞いてしまいたかったが、あいつらにも話した方が良いだろと思い聞かなかった

遥「分かりました、では」
う「あぁ」

スマホを返し、下っ端に聞く

う「で？お前は何をしてたんだ？」
下っ端「護衛です」
う「大体分かってたけどそういうのはするな」
下っ端「無理です」
う「なんでだよｲﾗｯ」
下っ端「浦田組と鬼頭組は大きな組の１つです、それが手を組もうとしているんです他の組から襲われる可能性があります」

他の組…
そうなるとAも危ないって事か

う「はぁ…じゃあ坂田とAにはバレないようにしろ志麻とセンラはもう気付いてるから」
下っ端「分かりました」

俺達は大丈夫だけど、Aに何かあったら嫌だしとりあえず許可しておこう

下っ端と話して志麻達と合流する

う「悪ぃ、そこで知り合いに会って話してた」
さ「ほんま〜？ナンパでもしとったんとちゃうんw」
う「そんな事しねぇよ」
さ「いってぇ！」

坂田がからかって来たので取り敢えず1発殴る

『志麻先輩やセンラなら有り得そうだけど浦田先輩は無さそう』
由「確に…浦田先輩はそういうの出来なさそうですねw」

Aはいいとして白井は完全に馬鹿にしてるだろ

せ「ちょっ、Aちゃん？！さっきから偏見酷ない？！」
し「俺やってナンパはした事ないで？まぁ、可愛ええ子に誘われたら行くけどな」
せ「俺もそれはあるかも」

そういや志麻もセンラもよく学校の女子に誘われてどっか行くこと多かった気がするな、Aが好きだって言い出してからは無くなったけど…

まぁ、それだけ本気って事か

To Be Continued