求愛行動 【浦島坂田船】

1話 ページ3

side you



由「Aー！おはよー！」ｷﾞｭｯ
『おはよ！苦しいから離れい』ﾍﾞｼｯ
由「ごめんごめんw」
『謝る気ないでしょw』
由「無いwww」

只今、親友の由珠と登校中
由珠は何かと私に抱きついてくるので
この会話が日課になっている

男A「南雲さん、白石さんおはよー！」
女C「Aと由珠ってほんと仲良いよね〜」

クラスの仲も良くて
毎日楽しい

男B「2人とも！今日カラオケ行くって話してたんだけど行くか？」
由「私今日塾なんだよね…でもカラオケ行きたい！」
『塾行け』ﾍﾞｼｯ
由「痛ったい！うぅー(;ω;)」
『私も今日はバイト入ってんだよね
ごめんまた今度誘って』
男B「オッケー」

由珠じゃないけどカラオケ行きたかったな
バイトあるし仕方ないけど

女A「Aも由珠も大変だよね」
女B「それな！Aは一人暮しだし」
女C「由珠の親も厳しいしね〜」
由「そう思うなら癒してぇ」
『って、私に抱きつくな！』ﾍﾞｼｯ

何故か私に抱きついてきた由珠を剥がして
席に着く
まぁ由珠とは席も近いのだか…

由「ねぇもうそろそろじゃない？」
『そーだね(棒)』

由珠の言うそろそろとは
この学校にいる王子達の事だ
何しろファンがいるほどの人気らしい
由珠は王子達が好きな訳では無いが

「きゃあああああああ！！」

うん、うるさい

『っち…』ｲﾗｲﾗ
由「Awwwいい加減慣れなよwww」

私がイライラするのが
見ていて面白いらしく彼らのお出ましを
楽しみにしているらしい
ムカつくので由珠の頬をつねって
スマホを構う

由「もぉ！八つ当たり反対！」
『なんか言った？(^ ^)』
由「目が笑ってないよ…」ｶﾀ:(ˊ◦ω◦ˋ):ｶﾀ

そんなもの知らない
第一何故彼らはチヤホヤされてるんだろ？
普通なら怖がってもおかしくないのに…




To Be Continued

2話→←せってー

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す