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第二十七話 ページ29

「心を持っちゃいけないなんてそんなのおかしすぎる…。」

「森鴎外…許せない…。」

「…今怒っても仕方ない、それより今日は七夕だ。

 Aの歓迎会も兼ねての宴会といこうではないか。」

「まぁ、それはいい提案ですわっ。」

「国木田君笹買ってきて。」

「ふん、言われるまでもない。ちゃんと用意した。」

国木田は奥から大きな笹を出してきた。


「わー、さすが国木田君。」

若干棒読み交じりでぱちぱちと拍手をする太宰。

多分買ってきていることをわかっていたのだろう。

「じゃあ短冊と飾りは…。」

「それは私と鏡花ちゃんで作っておきましたわっ。」

「ここにある。」

ナオミがはいはいと手を上げ、鏡花は短冊と飾りの入った箱を持ってきた。


「ずいぶん準備がいいねぇ。」

予想以上の準備の良さに太宰は驚いていた。


「皆で話し合ったんです。

 Aちゃんのために七夕を盛り上げようって。

 それで必死に準備したんです。」


「そうか…、では彼女が寝ているうちに準備を完全に終わらせようか。」

太宰は嬉しそうにすると少女をソファーの上に寝かせて敦達と準備を始めた。

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にゃあめ - やつがれ君分かってて渡したのか……推し優しすぎだろ………すきぴ (2021年2月11日 20時) (レス) id: bcb659b3e6 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - いえいえ (2019年8月21日 17時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
ごごねこ(プロフ) - 黒薔薇さん» アアアアアア!ありがとうございます!ですが描きなおしたのが勿体ないのでこのままにします!ごめんなさい!!!!!! (2019年8月21日 16時) (レス) id: 62117aa9f8 (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 『http://uranai.nosv.org/uploader/common/2/e/4/2e42882cc29720f8f1d22c4dd5fa2317.png』 (2019年8月21日 16時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)
黒薔薇(プロフ) - 勝手に保存しちゃってごめんなさい (2019年8月21日 16時) (レス) id: 285fa6164a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:午後の猫茶 | 作成日時:2016年6月29日 0時

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