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52話 ページ2




彼のところには自称情報屋の神が1人いる。きっと、いや、十中八九あの神のせいだろうと白狼は心の中で舌打ちをした。



「なぁ、いいだろ!人間との間の子って俺見た事ねーんだ!」

「どうせそっちの屋敷に連れていくつもりでしょ?そんなことさせないよ。」




妹のこととなると彼はまるで別人のように豹変する。白狼は狼族でもあるので、戦闘力はこの屋敷でのトップ3位に入る。

時和、蒼流、白狼、陽炎、この四人が主な戦力である。


もちろん場所や時間にもよる。夜だったら一夜の戦闘力はグンっと白狼と並ぶほどまでに上がる。

季節の神は彼らの季節の時期が一番力を発揮できる。夏である今なら陽炎が一番有利だろう。





「ええ、そんなこと言わずにさ!んじゃ、今日は連れてかねーから!それでいいだろ??」



戦闘モードでない時の彼は本当に子供のような性格をしている。見た目は青年だが。




「ダメだ。戦わないなら帰ってくれ。」

「こっちもそんな暇じゃないんだ!さっさと帰りな!」


時和に続き、一夜もムスッとした顔を彼に向けた。





「ちぇ、ケチくせーな。…………ああ、あそこか。」




ニヤッと笑った彼が視線を向けたところは、癒生達がいる屋敷。

やばい、気づかれたと思った時には彼は高速でそっちに向かった。

だが、もちろん速さでなら白狼に勝つはずもなく、彼は立ち止まった。





「行かせないよ。」

「少し見るだけだぜ?ま、どうしてもダメってんなら……」









____戦争だっ!!

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鈴桜(プロフ) - 完結おめでとう〜〜!! 早く完結させたね…まだ、二週間しかたってないよ…夢主達のこのあとの話しも気になります (2020年8月23日 13時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - まさか、この神様があの貝殻をおいていった犯人かな?そして、白狼〜〜!!頑張って夢主を助けてあげて〜〜!!新しい神様可愛い (2020年8月22日 21時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 鈴桜さん» 単純に妹を溺愛したい白狼を書きたかったです笑 (2020年8月22日 20時) (レス) id: 6cecd18213 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - まさか……兎…それも他の動物達も仲良しとはびっくりしました…宿でも何かありそうだけど、白狼はシスコンですね (2020年8月21日 17時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - え〜〜!!式紙が、人に変身した…それも、夢主を知ってる感じみたい…誰の式紙ですかね?っていうよりどの神様のだろう?? (2020年8月21日 7時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めい | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年8月19日 8時

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