□階段□ ページ27
--日は経ち果たし状、決戦の日を迎えた。
緊迫感の漂う冷たい体育館。冷ややかな風が吹き抜ける。
観戦に訪れた沢山の生徒。
隠しカメラを体育館内に3台設置、全員の動きがこと細かく見れるように、と。
決戦のホイッスルが鳴り響く。
瞬間的にボールが渡るは夏樹らバスケ部
手慣れた手つきで、どこか怠そうにボールを回す。着々と点を重ねていく。
最初は落ち着いていた玲奈たちも気づけば熱狂。盛り上がっていたんだ、生徒会を潰すことに…
生徒会は前半戦1度もボールに触れることはなかった。
パシャ、と点数ボードを納める。48-0、と無謀な挑戦だ
ディフェンスとオフェンスの専門用語の勘違いミス。混乱に陥れてる、コーチ 春菜ツバメ
動いてもぶつかりその間に夏樹がシュートする。タクトも波留も陸も無言にシュートを重ねる
そしてハーフタイム
涼しげな顔の夏樹たちと対照的な汗だくの生徒会
…突如現れたピンクの戦闘服。
戦闘体制が整い、叫び声をあげる。
「さぁ皆で馬鹿になろう」
体育館がざわめき始めた。
何をする気だ。何をする気なんだ。
「10分、10分だけでいい…一緒に馬鹿になってみませんか?」
この言葉の後に日陰クラブへの語りかけ始まった。
モテたいと言う願望があるのに自分を偽って理由にして保険を掛けている。馬鹿にされるから、それがダメなの?ダサいのは悪いこと?勝てる勝負だけする方が格好悪いでしょ?時間の無駄かもしれない。今しか本気になれないんだ。今しかないんだ、最初で最後の馬鹿を今やろう。熱くなろう!、と。
少し震えている君の腕、おどおどとした拙い話し方、全部私の頭の中。全部、この中にある。君がちょっとずつ彗によって変わっていくその姿、全て写すのは、見届けるのはこの“目”なんだ。
静かに拡声器を引き抜いた。
そして拡張気によって広まった、君の声。
「私、…須堂夏樹君のことが好きでした」
衝撃過ぎて携帯を落としかけた。
「酷い扱いされたときも、最初は相手にしてもらえてるって馬鹿みたいに浮かれて。本気でウザがられているのが分かったのは本当言うと生徒会長になってからだった」
美森も玲奈も馬鹿じゃない?、と淡々と言う
「赤城さ、否 Aちゃんと付き合っているのも知ったの生徒会長になってからだった。プラチナだから一緒にいると思ってた。ただの友達だと思ってた。
違ったね、私と違って綺麗で大人っぽくて。私じゃ本当に敵わないって、彼女いる時点で無理だけど」
「でも…」
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SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» はいっ!応援ありがとうございます♪ (2015年3月17日 23時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - SNOOPY@菅田くん本気愛。さん» 頑張って下さい! (2015年3月17日 19時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - YUIさん» ありがとうございます!ゆっくりですが頑張ります★続き楽しみにしててください笑 (2015年3月15日 21時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - 更新頑張って下さい(p^-^)p続き気になります! (2015年3月15日 20時) (レス) id: 53cb766e24 (このIDを非表示/違反報告)
SNOOPY@菅田くん本気愛。(プロフ) - miyuさん» ありがとうございます♪ 私も大好きです夏樹くん!嬉しいです、頑張ります! (2015年2月21日 20時) (レス) id: c8b02da013 (このIDを非表示/違反報告)
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