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オウハside
背後に低レベルな口喧嘩を聞きながらトウカの案内についていくと、数分もせずにそこに着いた。
薄暗かった場所から急に明るい場所へ出た為、急激な眉間の痛みに襲われる。それは皆も一緒だったようで、愚弟とクレハが某人がゴミのように見える大佐を真似ていた。
一応静かに愚弟は殴っておきました。
トウカ「どうだろう、山と繋がっている場所なんだが……」
そこは大きな公園程にひらけていて、お昼ご飯だけに留まらず小さなバトルなんかも出来そうだ。今回は目的が違う為しないとは思うけれど。
オウハ「良いんじゃないかしら。丁度木製のテーブルセットもあるみたいだし…他に人が来ても邪魔にはならないわね。」
周りを見渡しながらそう言うと、トウカは良かった、と安堵の声を漏らした。
コウハ「はいここ俺の席なー！」
クレハ「あ、ずるいのじゃ兄上ー！なんでか分からぬが人が座った所が羨ましいのじゃあ……」
オウハ「あんた多分今服に土付いたわよ。」
愚弟は持ち前の元気さを体現してか、滑り込みスライディング着席を決めた。クレハは少し悔しそうな顔をしたが、その向かいに大人しく座る。なんて良い子なのかしら。
トウカ「じゃあ私はここだ！」
コウハ「あっそこお誕生日席だぞ。」
トウカ「なっ…え？」
ユズリハ「………」
そうこうしている内にあたし以外の全員が席に着いた。あたしはお昼ご飯を入れたバスケットを机に置きながら空いた席に座る。
オウハ「はい、お昼ご飯のおにぎりとおかずよ。」
コウハ「はい先生、朝ご飯もおにぎりでした！あとバスケットから重箱が出て来るのはおかしいと思います！どーですか！」
トウカ「…え、い、良いでーす！」
オウハ「じゃかあしいわね、二人纏めておにぎりにするわよ。」
コウハ「ガチでやりそうだから怖いんだよなぁ…」
トウカ「私空気読んだだけなんだが。」
まぁ二人の言いたい事は分かるが、旅をしていた時の炊事道具を持って来られなかった為許して欲しいとは思う。その分おかずは豪華にしておいたんだから。
あたしはひとり一人に丹精込めて作ったおにぎりを手渡していく。
オウハ「はいクレハは昆布！」
クレハ「ありがたき幸せー！」
オウハ「ユズは玉ねぎ！」
ユズリハ「玉ねぎ…」
オウハ「あんたには砂糖！」
コウハ「わーい！って食べられるかばーか！」
トウカ「君達は食のクセが濃いね？」
愚弟へ。ちゃんと食べられるわよばーか。
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らっこ(プロフ) - いつの間にか順位が付いておりました！閲覧・評価して下さった多数の方々、ありがとうございました！！話の関係でこの場でのご報告、お許し下さい。(また感謝イラストが描けたらいいなって思ってます(*´`)) (2019年8月28日 22時) (
レス) id: 42979ffc68 (このIDを非表示/違反報告)
らっこ(プロフ) - 87様さん» 閲覧頂きありがとうございました！彼は結構複雑なタイプですが、好きな物には真っ直ぐな子ですので！よろしくして頂けると幸いです(*´`)彼にはこれからの自分の辿りたい道を見つけて頂きたいものですね…！|ω`) (2019年8月14日 20時) (レス) id: 42979ffc68 (このIDを非表示/違反報告)
87様 - この作品好きです！ユズリハ君推しますね←ユズリハ君の将来はジムリでしたか…！俺得回でしたありがとうございました。← (2019年8月14日 20時) (レス) id: 1eaad9c94d (このIDを非表示/違反報告)
マジカルパティシエクッキー(プロフ) - らっこさん» わかりました！了解です！ (2019年7月28日 4時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
らっこ(プロフ) - マジカルパティシエクッキーさん» すみませんが一旦ボードの方でお話しても大丈夫でしょうか…？ (2019年7月27日 22時) (レス) id: 42979ffc68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らっこ | 作成日時：2019年7月7日 18時
