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「そうだ。少し名乗り遅れてしまったが…私はトウカ。案内の程、改めて感謝するよ。」
二人が数m程歩いた時、その少女は思い出したようにトウカと名乗った。思わずクレハが振り向くと彼女がにこりと微笑んだので、反応してクレハも名を名乗る。
クレハ「私はクレハじゃ！それからパートナーのウインディ。…トウカのパートナーはルカリオなのかの？」
クレハとウインディを先頭に、そのすぐ後ろをトウカとエネコロロとルカリオが歩いていた。トウカはそう訊かれルカリオを一瞥したが、空笑いをしながら答える。
トウカ「いいや、私のパートナーはエネコロロだ。ルカリオはその護衛だよ。」
クレハ「む？エネコロロの護衛なのかの？」
トウカ「そう。どうやら彼にっては私よりもエネコロロの方が大事らしいんだ。バトルではよく活躍してくれているけれどね。」
何やら不穏な眼差しを感じ取ったクレハがちらりと気付かれぬように様子を窺うと、目の端のルカリオがきっ、とトウカを睨んでいた。
慣れているのか、睨まれている彼女も彼女で面白げに笑い返している。
トウカの黒髪が、珍しく疎らに降り注ぐ陽光に映えていた。
クレハ「……さて、もうそろそろ見えてくる頃じゃと思うぞい！」
トウカ「おや、あまり遠かった訳では無かったんだね？」
クレハ「うむ！そのようじゃね！」
そうこうしているうちに、目的地の前までやってきていた。すかっと開けた地に聳え立つその家を指差し、クレハはそれである事を示唆する。
トウカ「案内してくれてどうもありがとう。…じゃあ、早速中に入るよ。」
クレハ「っ、うぇ？」
目的地に着くや否や、トウカはスタスタと門前まで行きすうっと思い切り息を吸い込んだ。そして一瞬間の後に、叫ぶ。
トウカ「オウハぁああ！！コウハぁああ！！居るかぁああああ！！！！」
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らっこ(プロフ) - いつの間にか順位が付いておりました！閲覧・評価して下さった多数の方々、ありがとうございました！！話の関係でこの場でのご報告、お許し下さい。(また感謝イラストが描けたらいいなって思ってます(*´`)) (2019年8月28日 22時) (
レス) id: 42979ffc68 (このIDを非表示/違反報告)
らっこ(プロフ) - 87様さん» 閲覧頂きありがとうございました！彼は結構複雑なタイプですが、好きな物には真っ直ぐな子ですので！よろしくして頂けると幸いです(*´`)彼にはこれからの自分の辿りたい道を見つけて頂きたいものですね…！|ω`) (2019年8月14日 20時) (レス) id: 42979ffc68 (このIDを非表示/違反報告)
87様 - この作品好きです！ユズリハ君推しますね←ユズリハ君の将来はジムリでしたか…！俺得回でしたありがとうございました。← (2019年8月14日 20時) (レス) id: 1eaad9c94d (このIDを非表示/違反報告)
マジカルパティシエクッキー(プロフ) - らっこさん» わかりました！了解です！ (2019年7月28日 4時) (レス) id: ea02e12f92 (このIDを非表示/違反報告)
らっこ(プロフ) - マジカルパティシエクッキーさん» すみませんが一旦ボードの方でお話しても大丈夫でしょうか…？ (2019年7月27日 22時) (レス) id: 42979ffc68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らっこ | 作成日時：2019年7月7日 18時
