鈍感な君 #沖田 土方 ページ9
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「なんで2人綺麗に揃っちゃってんの?」
ある休日。
武州で共に幼少期を過ごした友人の元で、江戸を守る真選組の主要メンバーが鉢合わせした。
武州から同じ時期に出てきた彼女は、
すっかりかぶき町に馴染んでいて。
暇を持て余していたその時、
ちょうど2人が顔を出したのだ。
「別に揃えてやせんぜ。
ただこのマヨ中毒が勝手について来ただけでさァ」
「違ェだろ!! ただの偶然だ!!!」
「相変わらず仲良いのね」
そうAが言うと、
2人は口を揃えて”仲良くない”と言う。
「モテモテのはずの2人が非番の日に何してんのよ。幼馴染の顔を見に来るほど暇なら、そこら辺で女の子引っ掛ければいいじゃない」
「「…………」」
Aの歳は総悟より二つ上。
それなのにやけに落ち着いた性格で、人の世話を焼く姉御肌。
そんな彼女を慕い続ける2人は、
いい加減、この鈍感な性格がどうにかならないのかと真面目に考える。
「俺は土方コノヤローと違って女遊びはしないんで。ってことでA、今から遊園地でも行こうぜ」
「え、2人で?」
「もちろんでさァ。土方さんは女引っ掛けるのに忙しいみたいで」
「そう、じゃあ行こう」
無言で総悟に圧をかけ続けていた土方をいいことに、早速支度を始めるA。
「ちょっと待てェェ!!
誰が女遊びに忙しいだ?あァん?
A、映画でも見に行くぞ!俺が奢ってやる」
「えっ、トシの奢りっ?
私ちょうど見たい映画あったんだよねーっ!!」
年上の権限をよく利用した土方の案に流されそうになるAを、沖田は軽く引っ張った。
「ちょ、総悟?」
目の前にある綺麗な顔に、
無意識にAの頬は赤く染まった。
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ずーみん(プロフ) - わあ、とっても素敵です!!(((o(*゚▽゚*)o)))きゅんきゅんしましたありがとうございます(●´ー`●) (2015年11月8日 14時) (レス) id: 895aad44e3 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - あ、ありました!ありがとうございます!!よかったです…あの小説好きなので(>_<) (2015年11月5日 21時) (レス) id: 791174cba6 (このIDを非表示/違反報告)
月姫(プロフ) - サラさん» 一度編集し直さないと月姫の作品にならないようなので今してきました。もう一度確かめてもらえますか? (2015年11月4日 22時) (レス) id: 7ee95d0de0 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - あの、月姫さんて、神威の小説書いてませんでした?だとしたら、見つからないんですけど…('_'?) (2015年11月4日 22時) (レス) id: 791174cba6 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ@にゃんこ - 面白い!沖田可愛い!更新ガンバです!(`◇´)ゞ (2015年10月12日 11時) (レス) id: ee559ae29b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月姫 | 作成日時:2015年10月4日 22時