絶対行かせない #沖田 ページ20
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「……沖田さん?」
「なんでィ」
「私、そろそろ仕事に戻っても…」
「ダメに決まってるじゃねェか」
(でも、そろそろ足が…)
沖田が昼寝をしている間、
ずっと膝枕を続けていたA。
そろそろ痺れが限界のようだ。
それに…
「次、土方さんの書類の整理を手伝いに行く約束なんですけど…」
そう、次は鬼の副長土方の元へ行かなくちゃいけない。
普段から”総悟の事を甘やかしすぎだ”と注意を受けるため、
沖田に構っていて遅れたとなれば
また怒られるのは明白だ。
今まで大人しく瞼を閉じていた沖田が、
”土方”の名を聞いてパチリと目を開けた。
せっかく綺麗な顔なのに、眉間にシワがよる。
「土方だァ?
書類整理なんて一人でやればいいのにあの野郎」
「でも私は副長補佐ですから。
ということで、どいてください」
しかしAがそう言うと、
沖田は横向きに寝返り、腰をがっちりホールドした。
これで彼女には逃げ場がない。
「Aのくせに、俺を放って土方のとこに行くなんて生意気ですぜ」
「……っ」
おもわず彼の上目遣いにドキッとしたが、
”今は仕事優先だ”と自分に言い聞かせ、
また2人の攻防戦が始まる。
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サド - おもしれー (2015年10月7日 0時) (レス) id: 3dafc92b50 (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - 総悟LOVEさん» 申し訳ありません、リクエストの受け付けは終了してしまいましたm(__)m (2015年10月6日 2時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
総悟LOVE - リクエストお願いします!沖田のちょいピンクで俺様ドSがいいですっできれば銀さんに実は見られてて脅されて……みたいなのができたらいいです。細かくてすいません (2015年10月5日 20時) (レス) id: 069d755abe (このIDを非表示/違反報告)
サラ - モエさん» あ、そうだったんですか!!わざわざ教えてくださりありがとうございます!! (2015年9月8日 22時) (レス) id: 791174cba6 (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - サラさん» あ、そういうことですか(>_<)更新する時間は無くても誤字とか見つけたらその時に修正してるので日付だけ更新されてる事は何度もあります。 (2015年9月7日 22時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モエ x他1人 | 作成日時:2015年7月12日 14時