another story ♭7 ページ7
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「え……、な、何が?」
「わからねェんですかィ?」
隊士達大勢の前でキスをされ、
部屋に入るなり、”気に食わない”と言われ、
Aの頭は混乱状態。
沖田の問いに素直にコクリと頷くと
”はぁ…”とため息が聞こえた。
「本当、仕方ねェ女ですねィ」
その一言と共に目があった瞬間、
彼女の頭の中で小さな警報が鳴り響く。
”この総悟は危険だ”と。
甘く、危険な香りがするから。
側へ寄って来た沖田の手が頬に触れ、
Aが小さく息を飲む。
”もう、逃げられない______”
「アンタが土方さんを見かけるたびに、
あの事故思い出して、顔赤くして…
それを見せつけられる俺の気持ち、わかりやすかい?」
「総悟の…気持ち?」
”そうでさァ”と呟きながら彼女の唇を親指でなぞる。
Aは、背中を走る、
ゾクゾクとした感覚にピクリと体を揺らした。
「あんな少し触れたキスくらいで……
だから俺がもっとえろいキスして、
それしか思い出せないようにしてやりまさァ」
「え……ちょっ、」
さらに距離を詰める沖田から逃げようと腰を引くが、もう遅かった。
しっかり顎と腰を固定され、蜘蛛の巣に絡まった蝶のごとく逃げ場などない。
「………っ!!」
沖田の舌が、彼女の下唇をなぞった。
「あと3秒待ってやるから、覚悟しなせェ」
今のでも既に頭はパニックなのに、
彼による”記憶の植え付け”が始まるのは
これからだ。
_________さん
______にい
いち。
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The first story ☆[事故チュー]
-end-
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モエ(プロフ) - 超絶ドSさん» ギャグ話みたいになっちゃってすみませんw (2015年7月5日 16時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
超絶ドS - ラッキースケベエエエェェ!!ってwwwオモロ\(*´∀`*人*´∀`*)/テレレレッテッテー (2015年7月5日 10時) (レス) id: 0495e26250 (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - 紅葉さん» 電車ですか!笑 好評なら良かったです(*^^*)笑 (2015年7月4日 17時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 電車の中で読んでたので思わず吹き出しちゃって周りの視線が痛かったですww ラッキースケベいいですね!!笑 (2015年7月4日 17時) (レス) id: 776e0a19a1 (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - 紅葉さん» 事故チューで検索したら出てきたもんで…笑!すみません(^^) (2015年7月4日 17時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月姫 x他1人 | 作成日時:2015年7月4日 14時