救世主登場 ページ3
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「おいおい、聞いてねぇぜ?
吉原一の女がいるって言うから来てみれば
どうやらこぶつきだったらしい。
その涙が、何よりの証拠だ」
銀さん……っ!
「か、母ちゃん…?」
恐る恐る中を覗く晴太くん。
やっと、会えたんだねっ。
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「店長ォ、新しい子頼むわ。
どぎついS○プレイにも耐えられる奴をよォ」
怪我とかしてないかってずっと心配してたのに
いつも通り過ぎる銀さんにほっとして、
気が緩んだ。
「銀さんっ、よかった…無事で…っ」
思わずその見慣れた着物に飛び付いた。
「なに?
Aちゃんが銀さんの相手してくれんの?
見るからにMっぽい顔してるもんなァ」
そんな言葉に怒る気にもならないくらい、
銀さんの温もりは安心出来る。
大人の包容力ってゆうか….
こんなお兄ちゃん欲しかったな…って思う。
「Aは泣き虫だからどぎついS○プレイになんて耐えられないよ」
「うぎゃっ」
神威に首根っこを掴まれ、
銀さんから引き剥がされた。
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「貴様…誰だ」
「なぁに、ただの女好きの遊び人よ」
鳳仙と銀さんの間で底知れぬ殺気がぶつかった気がする。
2人の空気に息を飲んだ時、神威に抱えられた。
「こりゃあ、面白い。
たかたが酒一杯のために夜王に喧嘩を売るとは、地球にも中々面白い奴がいるもんだね
ねぇ、鳳仙の旦那」
「きゃーっ」
一瞬の隙をついて神威が私を抱えたまま
落下した。
鈍い音がしてさっきまで私達が立っていた所を見ると、柱が崩れ落ちている。
……なんて、…力だ。
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みんみ - すっげえおもしろかったっす!!これからも面白い作品を生み出してください!!!!!!!!!! (2017年1月3日 15時) (レス) id: 2dd5701760 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - 他のフラグありは見れるのに… (2016年7月7日 22時) (レス) id: 72c8aad68f (このIDを非表示/違反報告)
サラ - そもそも夜の記憶という夢小説が見つからない見たい(;。;) (2016年7月7日 22時) (レス) id: 72c8aad68f (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - Mさん» すみません、今は修正中です(°_°) (2015年7月2日 16時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 夜の記憶にロックかかってるんですけどどうすればいいのですか? (2015年7月2日 16時) (レス) id: e7739ec10e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月姫 x他1人 | 作成日時:2015年6月8日 23時