答え ページ16
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「大事なことは全部、部下の阿伏兎に任せてきたし…細かいことはあんま考えた事なかった。
けど…Aに言われると、なんか正しい気がしちゃうから怖いよ」
「え……」
それじゃあ…
「神楽の事は、まあ…
しばらく様子を見てみるよ。
あの銀髪のお侍さんも興味あるしね」
銀ちゃんに興味があるっていうのは
良いことかもしれない。
掴み所のないあの人は、
いざという時に目は輝くし、
その生き様は学ぶことが沢山ある。
だからきっと…
これから良い方向に進んで行くのかもしれない。
「神楽が夜兎の本能に勝てるのか、楽しみにしとくよ…そしたら何か、変わるかもしれないしね。それで…Aは?」
「私は……」
本当に悩んだ。
神威とずっと一緒にいたいし、
この江戸も大好きだ。
「私、神威が……好き。
だけど、一緒には…行けない」
俯いてるから、
神威がどんな表情をしているかわからない。
知りたいけど…顔を上げられない。
「そっか……ここが、好きなんだね」
「うん。私も、…違う意味で強くなりたい。
もっと芯の強い人になりたい。
だから、ここにいる」
これが、私の答え。
でも……
「でも、わがままかもしれないけど…
たまには…その、会いにきてくれる?」
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みんみ - すっげえおもしろかったっす!!これからも面白い作品を生み出してください!!!!!!!!!! (2017年1月3日 15時) (レス) id: 2dd5701760 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - 他のフラグありは見れるのに… (2016年7月7日 22時) (レス) id: 72c8aad68f (このIDを非表示/違反報告)
サラ - そもそも夜の記憶という夢小説が見つからない見たい(;。;) (2016年7月7日 22時) (レス) id: 72c8aad68f (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - Mさん» すみません、今は修正中です(°_°) (2015年7月2日 16時) (レス) id: cb41ecc13e (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - 夜の記憶にロックかかってるんですけどどうすればいいのですか? (2015年7月2日 16時) (レス) id: e7739ec10e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月姫 x他1人 | 作成日時:2015年6月8日 23時