*私の周りはSばかり*短編part2【銀魂】

放課後 3z #沖田 ページ8

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「あ、A」


『うわっ！…ちょっと急に何よ』


昼休みになり、
お妙ちゃんと購買に行こうとしたところ

首根っこをひょいっと掴まれた。


『私今からお昼買いにいくんだけど』


「あら、私お邪魔だったかしら」


満面の笑みで”先に行ってるわ”と手を振るお妙ちゃん。

あぁ、行っちゃった…。


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「今日、放課後暇ですかィ？」


『放課後？…うん、別に暇だけど』


「そんじゃ、勉強教えてくだせェ」


え、総悟が……勉強？

どうしたんだろ、急に。


何かあるのかと探ろうとしても、相変わらずの涼しい顔でさっぱりわからない。


なんか怪しいけど…

ま、別にいっか。


『うん、いいよ』



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『んで？何で総悟の家まで行くの？』


「教科書が家にあるから」


………。

確かに、かったるそうに肩に担いでるカバンは軽そうだ。


『あんたは何しに学校行ってんのさ』


「Aに会いに」


っ。本当に総悟は勉強する気あんの？

ただ暇つぶしに誘っただけでしょ。


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”絶対何かある…”

私の目の前で、
割と真面目にペンを進める総悟。


本当に勉強してるよ。


これじゃあずっと疑ってた私がバカみたい。


私もちゃんと、勉強しよっと……。


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