*私の周りはSばかり*短編【銀魂】

＊ ページ34

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『ひゃぁ……し、晋助っ』


襲い来る快感に耐えられず
晋助の体にギュッとしがみつく。

そうすれば答えるように、優しい口付けが降ってくる。


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『…んっ……晋助ぇっ……好き』


自然に唇から零れる愛の言葉。

だけど晋助は…


『…んんっ』


いつも私の口を塞いで誤魔化す。


……わかってる。

晋助は絶対に”好き”と言わない。


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最初に抱かれた時こそは、言って欲しくて仕方なかったけど…

今ならはわかる気がする。

私の為に言わないんだ…って……。


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戦場でいつ、
死んでしまうかなんてわからない身。

もし自分が死んだ時

私の中の晋助が
”都合の良い時だけ抱きに来る男”

になると思ってるんだと思う。


でも、そんなわけない。

何度も身体を重ねる前から、ずっと…

好きだった。


だから、変なところで突っぱねないでよ。

微妙な所で意地張らないで。


私は…

晋助が私を置いて死んだりしないって信じてる。


だから……

晋助……。好きって…言ってよ。


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『……晋助、……好きっ』


困ったような顔をして
私の首筋にキスを落とす。


「A」


最後に一つ。
優しい口付け。


意識が遠のく直後…
”好きだ”って聞こえたのは….気のせいかな。


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安京桃さんリクエスト高杉で切甘でした！！

いかがでしょうか？(｡-_-｡)


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我慢？なにそれ。 #神威→←戦の後は #高杉

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