*私の周りはSばかり*短編【銀魂】

好き #高杉 ページ4

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晋助と一線越えてしまった。


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それからずっと、晋助のことばかり…

仕事中も、銀ちゃんと話している時も、

頭の中は晋助でいっぱい。


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なんでこんなに晋助のことばっかり考えてるのかな。

幼い頃から唯一弱みを見せられた人。
お兄さんみたいな存在だと思ってた。

この前までは_____。


なんとなく、
もう一度晋助に会えばわかる気がした。


思い立ったらすぐ行動するタイプなので、
会おうと思えばすぐ見つかる小太郎に晋助の居場所を聞く。

”お前が決めたなら文句は言わん。
だが、寂しくなったら抜け出して来い”

帰り際に放った小太郎の言葉。


小太郎には、私の答えがでているように見えたのかな。

そう感じる言葉だった。


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『ここ、だよね…』


鬼兵隊の船までやってきた。

真選組に見つかるわけにはいかないため、とてもひと気のない場所。

少し怖くなってくる。


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船を見上げ、呆然と立ち尽くすAに迫る影。


『っ!?』


突然後ろから口を覆われた。


「高杉さんっ！怪しい輩を捉えました！！」


怪しい輩って…私のことか。

それより晋助、近くにいるの？


意識を手放す直前、誰かの腕に優しく包まれた気がした。


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