か む い の あ ん よ

物語1 ページ2

、




威「ほらAー
起きて!朝御飯食べに行くヨ？」

「……」

朝9時。
阿伏兎に無理やり起こされた俺は

隣のAを起こす。


威「ほら起きないと、
ころし…あ、嘘嘘。」

危ない危ない、つい口癖で言いかけた言葉。

そんなこと、微塵もおもってない。


威「ねー起きてってば
俺拗ねるヨ？」

、


そういって、反対側に向けている顔を覗くと


、

あらびっくり


目がパッチリ開いていた。


威「あ!また起きてたー。
週に6回は無視するでしょ。

とんだツンデレだなぁ、本当に。」


6歳にツンデレという概念があるのかどうか。

いっつも素っ気ないA。

まあ、可愛いけど。

、


「顔どけて…
邪魔。」

威「邪魔って、心に刺さるヨ…。」

そんな俺をほって、トコトコ歩いていくA。


、



威「あ、待って!
髪の毛まだくくってないでしょ？

今日こそ三つ編みにしてあげるから!」


、




「いらない…。」


、




とか言って、やってあげるけど♪

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