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番外篇 六訓 ページ47





東雲side


三人して分からない…

と言った顔でコチラを見つめてくる



「まぁとりあえずまとめると、

今のAさんはAさんじゃない。

ってことですよね?」



「うん、まぁそーゆーことやけど…」



鼻くそをほじりながら銀時は立ち上がる



「じゃ、源外のじーさんの所にでも行くか。

あのじーさんならなんとかしてくれんだろ」



このひと言で源外さんの所へ

四人で向かうことになった


























「えっ、東雲さんも銀さん達の幼馴染なんですか?」


「そうやよ。話しとる限り、

別世界の銀時達とやけどね」


「えっ、俺ら二人もいんの?キモくね?」


「銀ちゃんが二人とか虫が二匹に増えただけネ。

まぁキモいのに変わりはないけどナ」


「そこまで言ってねぇだろ!」




ギャーギャーと騒ぐ二人


それを新八さんが止めに入る



いや、これ三人で騒いでんな




てか、銀時に東雲さんって言われるの

めっちゃ違和感あるな



「えっと、Aさん?は何しよる人なん?」


「お医者さんあるヨ!」


「まぁ医者っつっても闇医者みてぇな奴だけどな」


「そんな事言ってたら戻ったときに蹴られますよ!」



どーやらこのAさんは中々の変わり者らしい


本物のAさんに会ってみたいなぁ…








そうこうしている内に源外さんの所に辿り着いた



「銀の字達じゃねぇか!

…と、もしかしてお前さんが東雲って奴か?」


「そうやけど」



すると源外さんは驚いた顔をする



「おぉー!事情は知ってるぜィ。ちょっと待ってろ」



え?事情?

それってAさんの中身が私だってこと?


私の名前も知っとったし…


なんで知っとるんやろ………



源外さんに「これに話しかけてみろ」と渡されたのは

画面のついたトランシーバー



「えっと、も、もしもし?」




ザザッ




《『あ、繋がった!』》


《「マジで入れ替わってたのか、」》


《「世の中不思議な事もあるんですねィ」》


《「いやぁー、九条さんは美人ですなぁ!」》


《『え、そうですか?』》




目の前には照れている自分の顔、

更に真選組の三人まで映っている


自分のこんな照れとる顔初めて見たわ…

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作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2021年2月7日 21時

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