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番外篇 四訓 ページ45





部屋で大人しくしてる場合じゃない


将軍様の気遣いには感謝するが、

今は何がどうなっているか知りたい



こういうときは源外さんのところに行くのが一番だ





『源外さんの所ってどこやろか…』



かぶき町っていうことは分かるとけど

うち方向音痴やし…



城前で唸っていれば声をかけられる




「お前何してんだンな所で」


『げっ』



現れたのは真選組のいつもの三人


まためんどくさい人達が現れたな…



「そんな嫌そうな顔しないでくだせェよ。

姐さん仕事は?」


『今日は休みにして貰ったんだよ。

三人はなんでここに?』


「今日はとっつぁんに呼ばれているんですよ(・・・)。」



ですよ?


近藤さんが敬語使う程ってそがんこの人偉かと!?



『そうですか、じゃあうち(・・)はこれで』



早いとここの人達から離れてかぶき町に向かおう

















が、しかし








「ちょっと待ってくだせェ。」


『え、どうした?』


「あんたホントに姐さんですかィ?」




沖田くんの目がさっきより少し鋭くなった



「………アイツは自分のことを

うち(・・)なんて言わねぇからな。」




やばい



つい、いつものように言ってしまった



近藤さんは二人を宥めているが

当の二人は聞く耳を持たない




これは………








逃げるしかない!!!!



「待ちやがれ!!」



こうして謎の鬼ごっこが始まった

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作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2021年2月7日 21時

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