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八十九訓 ページ41





ある小さな村





その村は″星影村″と呼ばれていた





ホントに小さな村で

住人全員が互いの顔・名前を知る程だ





村には小さな診療所が一つ






診療所は女と男の二人で切り盛りしていた




女は元々江戸の方で医者をしていて

数年前にこの村の男と結婚





女は結婚を機に村に移住





そして元々この村で

医者をしていた男と二人で診療所をすることに







そんな二人には一人の子どもがいた






母親譲りの翠の瞳



父親譲りの紺色の髪





元気で可愛らしく

村の皆にも好かれるような少女だった





『おかあー!つきくん来たけん遊び行ってくる!』


「はーい。あんまり遠くに行かんとよー」


『うん!』

























「今日はあっちの山まで行こーぜ!」


『良いけど怪我せんでよ!』


「分かっとるって!」

























『だけん、やめときゃ良かったとに。』


「仕方ねェだろ!お菓子落としたとやっけん!」


『お菓子ってちょっとやん!

またおかあに買って貰えば良かとに。』


























『ねぇ、つきくんはしょーらい何になると?』


「俺はな………医者になるんだ!」


『医者?おかあとおとうみたいな?』


「そーだぜ!そんで、いっぱい命救うんだよ!

お前も医者だろ?」


『……うん!おかあとおとうみたいに

すっごいお医者さんになると!』


「じゃあ約束な!一緒に医者になる!!

そしたら……________________」


























































































『……………あれ。』




目の前には見慣れた天井




『夢…か、』

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作者名:睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時:2021年2月7日 21時

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