【銀魂】元攘夷志士司令官は幕府専属医師-弐- (ページ40)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:164,883 hit

八十八訓ミツバ篇ｰ終ページ40

・

今日はミツバさんのお葬式

屯所で行われてうちや銀時も出席していた

「Aさん。」

『あ、沖田くん。もう大丈夫かと？』

「はい。……今日は渡したいモンがあって、」

『渡したいもん？』

「姉上からです。」と渡されたのは

『……組紐？』

これって土方さんが買っとったやつじゃ……

「姉上がAさんに持ってて欲しいって、」

『い、いや、それって

土方さんがミツバさんにあげたやつやけん…、』

すると沖田くんはムスッとした顔でこちらを見る

「姉上に聞きやした。

それでも、Aさんに持ってて欲しい。

とのことだったンで。

………野郎にも確認はしやした。」

なんか最後めちゃめちゃ嫌そうやったけど…

『………そっか、ありがと。

じゃ、有難く貰っとくね。』

貰った組紐で自分の髪を結ぶ

「ふっ」

『え、なに。』

「いや、すげぇしっくりくるなって。」

そう言う沖田くんの表情は何か吹っ切れたような、

すっきりした顔をしていた

________________

おまけ

Aが用事で帰ったあとのミツバと銀時

「……ホントに帰っちまいやがった。」

「ふふっ、銀さんも分かりやすいのね。」

「あ？何がだよ。」

「Aちゃんのこと好きなんでしょ？」

「はっ、は！？」

「男の子ってホント分かりやすいわね。」

「いやいやいや、ンな訳ねェだろ、」

「……これはそーちゃんも

うかうかしてられないわね。」ﾎﾞｿｯ

「………ンだよ。なんか言ったろ今。」

「いいえ、何もないわ！」

おまけｰ終