【銀魂】元攘夷志士司令官は幕府専属医師

二十五訓 姫様家出篇-終 ページ26

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「あ！すまんな、こんな夜遅くに。」


屯所に着いて局長室まで案内されて

現在は近藤さんと向かい合って座っている


襖の所に土方さんと沖田くんもいるが


てか、沖田くんなんかもう寝に入ってるし



『いえいえ、それよりどうかしたんです？』


「実はな、最近″下 着泥棒″が最近出ていてな。」



ん？下 着泥棒？何の話だろうか…………。



「そいつはモテない男に盗んだパンツを

配っているんだ。」


『は、はぁ。』



随分と変な泥棒やんな

あ、まさか……………………………、


「そのパンツが俺とトシに送られてきたんだ!!

これは、男にとっては由々しき事態なんだ!!」



うちは思わず土方さんの方を振り向いた

すると物凄い形相で刀に手をかけて此方を睨んでくる


まぁ近藤さんは分かるんだけど

めっちゃめっちゃ悔しいが、

土方さんは顔だけ(・・)はかっこいいと思う


だから、少し意外だった


まぁ性格があれやけんね

そりゃモテんわな



「俺達の男としてのプライドを踏み潰した

下 着ドロを捕まえようとしているんだ。」


いや、そこは警察としてやろ


「そこで、女性である九条君にも

手伝って欲しいんだ！」


『えっ。うちですか？』



話の内容は大体分かったけど

今の話でどこに手伝う要素があるのか



「ただ、九条君のパンツを借りたいだけ((ドガッ

ギャァァァァァァァ!!!!」


「今のは近藤さんが悪いですぜィ。」


沖田くんの言う通りだ


『おいこらゴリラ。


お前それ女に頼むことじゃないやろ？

聞いとんのか？

もう一発蹴り入れて欲しい？』


「えっ！？く、九条君ってそんなキャラだっけ！？

ち、違うんだ！


下 着泥棒を捕まえるための

エサを用意しようと思って『うちのパンツを囮に？』

ご、ごめんって！！九条君落ち着いて！？


目笑ってないよ！？

口笑ってるのに目は笑ってないよ！？」



うちがもう一発回し蹴りをしようとすれば

誰かの手が肩にポンッと乗った



「そこまでにしてやれ。」


『…土方さんに言われても辞めたくないんですけど。

パンツ送られてきた癖に』


「あ″ぁ！？てめェ調子のんじゃねェぞ!!!!」



こんな感じの会話があと一時間は続いた








あれ？デジャブ？

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