プロローグ ページ1
「今回の特訓は以上だ。」
「有り難う御座いましたっ！！」
「おっ、タイミングばっちし♪」
「貴方は…。」
「針矢さん！！？」
「ﾝﾌﾌ…片付けとか後回しに、取り敢えず集合して〜♪」
「おっと…。
困りますねぇ？こうも勝手な行動を起こされては。」
「ん？あぁダイジョーブ☆
僕は彼等宛ての伝言を、
「伝言、ですかな？」
「そっ♪
ん〜とね…明日雷門の子達が来るから、君達には其々与えられた役割を果たしてほしいって！」
「俺達全員にですか？！」
「アンリミテッドシャイニングには挨拶を兼ねた雷門との試合。」
「！」
「奴等は恐らく森を特訓に使用するだろう。
そっちの方はエンシャントダークに任せ、雷門と敢えて遭遇し試合を行う。」
「！」
「そして牙山道三。
貴方は一足先にエージェント達と共に雷門イレブンを出迎え、同時にアンリミテッドシャイニングとの試合を仕向けるように。
加えて
「なっ…！」
「じゃ、また来るね〜♪」
((本当に伝達だけして去ってった…。))
「さぁ〜、てとっ。
紅羽は兎も角霖嶺、居る〜？？」
「居るわボケ！」
「一々突っ掛からない。
それよりあの話、本当なの？」
「ほれ、雷門が来るっつぅアレ。」
「あ〜、ソレね！事実だよ☆
イシドさんの話じゃ彼女も一緒に連れて来させるってさ♪
丁重に扱うよう言い聞かせておいた！」
「凡そ三年越しの再会、かぁ…♪」
「居なくなった時は肝が冷えたが…。
ま、生きてるって知った日にゃあ心底ホッとしたけどな。」
「ホントにね〜！
やっぱ四人揃わなきゃ、いつメンじゃないもんねっ♪」
「同意。
って、云うか…何処からそんな呼ばれ方が広まってんの。
未だに疑問を抱く俺は可笑しい？」
「いぃや？」
「ぜぇ〜んぜん！
寧ろ最初に言い始めたの、僕だよ？
あっという間に広まっちゃったもんで困ってまっす★」
「「だったら何故にホシが黒いんだ！」」
「まぁ兎に角っ♪
五日後の試合…僕は雷門とその付き人達にスタジアムへの案内、霖嶺は囚われるだろう人達の
それまでの間は各自自由行動で！」
「ちょっと俺は？？」
「「頑張って抜け出せ★」」
「おい。」
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作者名：暗明 | 作成日時：2022年10月26日 19時
