会議� 數槓圈� ページ8
櫻井 side
下「じゃあ、始めますね」
神「うん」
下「まず最初に、Aちゃんとか玲くんに違和感を感じる出来事とかあれば教えてくれるかな？」
時刻は昼過ぎ
俺は今、家や各所(？)で開かれている会議に参加している
会議といっても、メンバーはシェアハウスに住んでいる大人だけで尚且つ各自仕事もあるためグループ通話で行なっている
そうなったキッカケは今朝玲くんが学校へ向かう為家を出た後の下野の「怪しいのはAちゃんかなぁ」という発言
俺には何のことだか分からなかったのだが、数人には通じたらしくハッと驚いた顔をしていた
そこからは早く、あっという間にグループ通話による会議が決定し、今まさに開かれたというわけだ
島「僕は特に何も…全然感じなかったですけどね」
鈴「俺もだな。そういう仕草はなかったぞ」
梶「俺もですね。というか下野さんキッカケで始まったなら何か知ってるんじゃないですか？」
下「俺？…いや、まぁ、あるっちゃあるけど」
そう言って昨日の話なんですけど…と話し始めた下野
それを聞いていた俺としては終始驚きしかなかった
まず、Aちゃんは途中で電話を切ったりしない
たとえどれだけ辛かったとしても話は最後まで聞いてから切るだろう
それくらい接して短い俺でも分かることだ
それに、咳をしていなかったというのも気になる
風邪を引いているのならどれだけ我慢していても咳は出るはず
なのにしてないってことは、本当は風邪は引いてないってこと
でも、なんで嘘ついてるのかは分からない
みんなおんなじように考えたのか通話口が一瞬静かになった
そしてそのあと、今度は小野が静かに話し始めた
小「俺も言おうとしてた先は一緒なんだけど、俺は玲くんの反応に違和感を感じたんだよね」
岡「それって具体的にはどんなことなんですか？」
小「えっと、会いに行こうとするのを強く拒んだりとか、俺らを説得してた時の意識が別の方向に向いてたりしたとかかな」
梶「あ、それ俺も見ました！」
神「ってことは、2人は協力してたってことかな？」
小「多分そうだと思います」
Aちゃんはほんとは風邪じゃなかった
だから、それを隠す為に玲くんは俺らがAちゃんと会うことを極端に拒んだ…？
おかしくはないと思うけど、そうだとしても疑問点がいくつか残るんだよなぁ
そんな考えとは裏腹に、しばらくはあまり進展のない会議が続いた
無くても生きていけるじゃん！？→←やっぱりおみくじって何かしらの力が…
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作者(プロフ) - ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！！ (2018年12月16日 15時) (
レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - 続編おめでとうございます。 (2018年12月13日 17時) (レス) id: 0beaa7df7a (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - すいません。指摘ありがとうございます。 (2018年12月9日 23時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さいねー。違反報告されて作品消される前に。 (2018年12月9日 22時) (レス) id: 050f07fad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2018年12月9日 22時
