作者家では親の工作がなくすぐに気付きました ページ6
『サンタ?』
代「そ、サンタ。いつまで信じてた?」
みなさん仕事だからと少し後に開かれたクリスマス会で不意にそう聞かれた
いつまで信じてたって訊かれましても気づいたらサンタっていないんだなぁって定着してたんですが
玲「ソイツ中学入るまで信じてましたよ」
代「え!?」
『ウソ!?私ですら記憶にないんだけど。ってか玲、お酒はどうなったの?』
玲「安全そうなやつに替えてもらった」
『よかったじゃん』
クリスマスといえばプレゼント交換!と、誰が言い始めたのか今となっては分からない企画が採用されつい先程まで盛り上がっていた
ちなみに私のところに来たのは化粧品である
選んだ代永さんによると、私しか狙っていなかったらしい
確率でいったら10%ないはずなんだけどなぁ
まぁ私はいいとして、問題は玲だった
どこをどうふざけたのか未成年がいるプレゼント交換に堂々と酒が入っていて、当たった玲が「俺未成年!!」と言いながら怒っていた
うん、まぁ…割と混入してたもんね、酒(3本くらい)
玲「で、俺が仕方なく準備してたんです」
代「うわぁ、すごいね」
『あ、考えてたら話聞いてなかった。どこまで進みました?』
代「Aちゃんが小学3年生くらいでご両親がプレゼント選びに飽きて、玲くんが準備してたってとこまでかな」
『え、玲あんた準備してたの!?ってかサンタいないって気付いてたの!?』
初耳話に驚いて聞いたら「気付いてるし、っつか誰の為に毎年何が欲しいか聞いてたと思ってんだ…」とめんどくさそうに返された
え、もしかして毎年サンタさんが何くれるか玲と賭けしてたのってこの為!?
私毎回勝ってる最強じゃんとか思ってたのに!?
『私の幼心を踏み潰すなんて許せない!』
玲「どこをどうとったらそうなるんだよ」
代「準備してたのが玲くんなら、いないって分かったのは何で?」
『あ、それは何となく覚えてます…確か、親から直接いないって言われました』
代「親が踏みにじったの!?」
『はい。みんなでケーキ食べてる時に親が爆笑してたんでなんでって聞いたらいつまで信じてんだってすごい笑われました』
あの時すごいショックで玲の方見たら疲れた顔でため息ついてたから無駄に覚えてんだよなぁ
代「まぁ今年は俺ので女子力アップしてね!」
『女子力…』
代「どうしたの?」
『いや…料理』
代「あ、それは無理」
『………』
泣いていいかな?
やっぱりおみくじって何かしらの力が…→←小っちゃい頃よくやるやつ【本編】
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作者(プロフ) - ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!! (2018年12月16日 15時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
霊華 - 続編おめでとうございます。 (2018年12月13日 17時) (レス) id: 0beaa7df7a (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - すいません。指摘ありがとうございます。 (2018年12月9日 23時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグをちゃんと外して下さいねー。違反報告されて作品消される前に。 (2018年12月9日 22時) (レス) id: 050f07fad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者 | 作成日時:2018年12月9日 22時