親がいないって意外に楽だよ？ ページ9
福「とりあえず自己紹介しときます？」
櫻「あー、名前言った方が分かりやすいかもね」
小「じゃあ俺からでいいですか！」
神「小野くん黙ってて」
声優が何かを理解した後、無事に大福を渡し、帰ろうとしたら福…なんちゃらさんがそう言った
私は別にいいけど
『玲、夜ご飯大丈夫？もう6時だけど』
玲「今日は外食にするから大丈夫」
櫻「もうそんな時間か。親御さんは？心配してるよね？」
玲「親は…」
少し言いにくそうに玲が言う
それもそうだよね
私だって言いたくないし
神「あ、言いたくないなら別にいいよ」
玲「いえ、そんなのじゃないんで。えーっとですね、親は…」
『ズバリ！海外にいます！』
櫻「なんで？」
『本人たち曰く新婚旅行みたいです』
いい歳した大人が新婚旅行の為に海外いるとかおかしいとしか思えないし、恥ずかしくて人にあんま言えないけど
福「え、それって事実？」
小「だとしたらお金とかは？どうやって暮らしてるの？」
確認するように玲の方を見る大人たち
私が全部言ったのになんで確認するのが私じゃないのかな
あれか
玲の方が頼りがいがあるってかあぁぁ！！
玲「事実です。お金は毎月仕送りしてもらってます」
『あ、家の方は親が残してくれてました』
神「え、ちょっと待って、親御さんって何歳？」
玲「もう40過ぎですかね」
櫻「君たちが中学生だから…少なくとも10年以上前に結婚してるんじゃ」
『気にしちゃ負けですよ』
10年以上新婚旅行してると思えば納得…できないけど、もう慣れたし
神「それはまた、大変だったね」
玲「でもまぁその分親を気にせずに過ごせてるので楽っちゃ楽ですけど」
櫻「あ、じゃあここで食べる？夜ご飯」
福「シェアハウスしてるから1人2人増えたところで変わらないし」
『いいんですか？』
神「構わないよ」
おじさんばっかじゃ寂しいし、と言われ一緒に食べることになった
小「あ、でも夜ご飯誰が作るんですか？島崎くん今日帰り遅くなるって言ってましたよ？」
神「誰か作れる人いる？」
櫻「作ってもいいけど味保証しないよ」
福「同じく」
『玲作ったら？美味しいじゃん。玲の料理』
オムライスまじ絶品☆←ただ好きなだけ
玲「え、でもそれで喉とかやられたら…」
福「じゃあもらおうかな」
櫻「そうだね。じゃあ作ってる間、その子に自己紹介しとこうか」
神「キッチンこっちだよー」
玲「え！？あ、はい」
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モツ(プロフ) - 返信遅くなりすいません。コメントありがとうございます！出来るだけ更新できるようにしますのでこれからもよろしくお願いします (2018年9月2日 21時) (
レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 続き早くみたいー (2018年9月2日 16時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2018年8月26日 6時
