鬼+ネコ ページ38
神「それは…大変だったね」
『そりゃそうですよ!私だってこんなことしたくないです!!』
神「まぁまぁ。潤は小野くんに預けたんだし、Aちゃんもちょっとはゆっくりしたら?」
『ありがたくそうさせてもらいます』
人混みの中福山さんの案内、無理!!!
と、なっていた所に奇跡的に神谷さんから連絡が入り、行動を共にしている
もちろん小野さんも一緒にいたのだが、今は福山さんと一緒に行動してもらっている(決して押し付けたとかじゃないよ!?)
まぁ、せっかく自由の身になったんだし楽しみますか!
in 射的場
『あ、射的だ!神谷さん神谷さんあれ、取ってくださいよ!』
神「ん?ゲーム機?別にいいけど、取れたら僕にも使わせてね」
『そりゃもちろん!神谷さんがゲーム好きなの知ってますからね!』
神「よし、じゃ、やるよ」
『がんばれー』
パンッ
パシッ
ピシッ
『イッタ!!ちょっと神谷さん!どこ向かって打ってんすか!』
神「いや僕台に向かって打ったからね!?」
店「おー、嬢ちゃん大丈夫か?跳ね返って当たったから威力は大分落ちてるはずだが…ケガは?」
『いえ、特には…あるとすれば額がすごいジンジンして痛いことくらいですかね』
いや、ジンジンじゃないな
ちょっと腫れてるし
店「ハッハッハ、そりゃ元気な証拠だ!ほれ、これが欲しかったんだろ?持ってけ泥棒!」
『ありがとうございます』
神「良かったじゃん」
『いやこれ、神谷さんのおかげというより私のケガのおかげでは?』
神「いやでも、Aちゃんにケガさせたの僕だから」
『いやそこ自信持っていうとこじゃないですからね!?』
そこまでしてゲームがしたいのかよ
どんな根性だよ
まぁ貸しますけども
神「あ、ねぇAちゃん」
『何ですか?』
神「見て、あそこ」
『全く、今度は何…ネコ!!』
気がついた瞬間衝動的に飛び出す
もう人混みがどうたら言ってられるか
神谷さんもそこら辺は分かっているのか私の後ろを付いてきながら時々誰かとぶつかりそうになると手を引いてくれる
『よし、到着!えーっと、ネコネコ…』
神「そこにいるよ」
『ナイスです神谷さん!わ、クロちゃんだ!久しぶりに見たなぁ。あ、ちょっとおっきくなってる!』
神「知ってる子?」
『はい!私がちっちゃい頃からいましたよ!良かったらご飯あげます?』
神「いいの!?ありがとう!」
とりあえず撮った写真は小野さんに渡そう
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モツ(プロフ) - 返信遅くなりすいません。コメントありがとうございます!出来るだけ更新できるようにしますのでこれからもよろしくお願いします (2018年9月2日 21時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 続き早くみたいー (2018年9月2日 16時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者 | 作成日時:2018年8月26日 6時