マラソン嫌い ページ31
小「ただいま〜」
鈴「誰かいるか?」
夕方、リビングで鬼たちに課せられた課題をやっていると玄関から2つの声が聞こえた
『いますけど何か?』
鈴「お、A。今暇か?」
『状況見て言ってくれませんかね?私今勉強してるんですけど』
鈴「どうせ今からやったって意味無いんだから暇だろ」
『そう思うなら神谷さんに言ってくださいよ。この前だってサボったからって小1時間ぐらい説教されたんですからね』
それに加えて課題までやんなきゃいけなくなるし
ほんと、許すまじ福山さん
小「じゃあ、気分転換っていうのは?だったら神谷さん許してくれないかな?」
『それは分かりませんけど…何するんですか?』
鈴「動きたくなったから走りに行こうと思ってな。で、誰か誘おうと思って声かけたら丁度Aがいたってわけだ」
『え、運動ですか…じゃあ行きません』
鈴「おいお前まさか運動したくないとかじゃねーよなぁ?」
『ぐ…そ、そんなわけないじゃないですか!!大体、神谷さんがいいって言うわけ…』
小「あ、神谷さんいいって。たまには運動しろ、だってさ」
ちょっと神谷さあぁぁあん!!
あなたなんてことしてくれてんですか!
大体なんでゲームはダメで運動はオッケーなんすか
どっちも勉強してないことに変わりはないでしょう!?
いやだぁぁぁ、走りたくないぃぃぃ
鈴「だとよ。諦めろ」
『嫌です!意地でも引きこもりますからね私!!』
走らなくちゃいけなくなるくらいなら神谷さんに怒られる方がマシだ!
…ごめんなさい、嘘です。怒られたくないです。これ以上課題増やさないでくださいお願いします
神谷さんに謎の謝罪をしていると鈴木さんに服を引っ張られた
鈴「ほら、ごちゃごちゃ言ってねーで行くぞ」
『いーやーでーすー!というか服引っ張らないでください!!伸びます!』
鈴「嫌なら抵抗しないことだな」
『ギャー、誰か…そうだ、小野さん!助けてください!!可愛い女の子のピンチですよ!』
小「…え、でも神谷さんが運動しろって」
『そうだったこの人神谷教信者だった!』
運悪すぎでしょ
誰か、誰か他には…!
「ただいま」
『あー!誰か分かんないけど助けてー!』
ん?あれでもこの声
神「あれ、まだ出てなかったんだ」
『神は私を見捨てたのか…!!』
この後普通に走らされた
後、筋肉痛となり返ってきた
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モツ(プロフ) - 返信遅くなりすいません。コメントありがとうございます!出来るだけ更新できるようにしますのでこれからもよろしくお願いします (2018年9月2日 21時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 続き早くみたいー (2018年9月2日 16時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:作者 | 作成日時:2018年8月26日 6時