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地獄の空間 ページ27

1週間前


In 学校




先生「問題用紙、回答用紙は行き渡りましたか?それでは、始めてください」









先生「時間になったので、用紙を回収してください。これで、全教科終わりです。お疲れ様でした」









現在


In 教室




赤「井上、なんで今おまえたちをここに呼んでいるのか分かるか?」

『なんででしょうねー。あはは』

玲「先生、何故僕も呼ばれたんですか?大体予想はつきますけど」

赤「井上(姉)のテストの点数が最悪だったからだよ!!」




やっと全てのテストが返されいざ帰ろうとしたら教室に呼ばれ、入ってからの一言目がこれだ


いやあのですね、私だって勉強したんですよ


ただですね、それがテストに100%反映されるとは限らないんですよ


現にこれですからね




『先生、これでも私頑張ったんですよ』

赤「ほぉ、なら何をどうしたら√2の近似値を答えなさいのところに「一夜一夜に人見頃」なんて文章で書くやつがあるんだ?」

玲「えっ…」

『待って玲、そのコイツ頭大丈夫みたいな目やめて。おねぇちゃん割とくるから』




2人の視線が痛い痛い




『でも答えとしてはあってるでしょう?文章だったってだけで』

赤「文章で書くこと自体がおかしいことにまず気づけよ!」

玲「…文章でたなら数字は出なかったわけ」

『いやなんかね、一夜一夜に人見頃って実際どんな感じなんだろうって考えてたらチャイム鳴ってた』

赤「………」

玲「………」




なんだろ、言った瞬間2人の目から光がなくなったような気がしたんだけど


ヤダ怖い




赤「毎週土曜、欠かさず学校来いよ」

玲「そうですね。あ、もうコイツの冬休みとか無しでいいですから」

赤「よし、そういうことだから井上(姉)、おまえ冬休み無しな」

『え、冗談ですよね?私冬休みありますよね?…あー!待ってください!お願いですからその校長先生にかけようとしてる電話切ってください!!』




シャレになんないですから




赤「はぁ、次がラストチャンスだからな。もし、おまえが次のテストで1教科でも赤点を叩き出したら…」

玲「おまえの冬休み無しだな」

『…肝に命じておきます』




もうヤダこの学校

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モツ(プロフ) - 返信遅くなりすいません。コメントありがとうございます!出来るだけ更新できるようにしますのでこれからもよろしくお願いします (2018年9月2日 21時) (レス) id: bd1d0739b8 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - 続き早くみたいー (2018年9月2日 16時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:作者 | 作成日時:2018年8月26日 6時

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