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【音銀奏太/1の2(仮)/十六夜シロ】 ページ10




『第二回交流会〜!?』

思わず思いっきり叫んでしまう。けれど、それは皆も同じらしい。

多分今全員叫んだよ。生徒は。

詠「オメェーらー落ち着けー。」

白鷺先生が落ち着くように言っているが、落ち着く気配はない。

それどころか、皆口々に交流会に対する感想を言い始めている。生徒は。

先生たちは、もう知っていたのかな? まあ……多分知っていたんだろうな。

学長は勿論だろうし、他の先生もいきなり聞かされたとすると、あまりにも反応しなさすぎる。

全員もれなく感情無くしちゃおうキャンペーンをやっているわけでもあるまいし。最近忙しそうにしていたし。

……先生、お疲れ様。



奏葉(かなば)! 奏葉! 交流会って楽しいよね!? 多分!」

葉「そうだね、奏太(かなた)。きっと楽しいよ。」

奏葉から質問? の返答が来る。

きっと楽しい、楽しいと思うよ? 多分。

前に一回乙骨さんと東堂さんからそれぞれ交流会について聞いたけれどね! 聞いちゃったけどね!

うん、あれは嘘だ。きっと冗談を言って場を和ませようとしてくれたんだ。東堂さんとかは最終的には高田ちゃんの話になっていたし、きっと冗談!



――あれ、学長は“第二回”交流会っていったよね。第一回あったのか。

(あー奏葉がそんなこと言っていた気がする。)

他の呪術高専のことは東堂さんから奏葉、そして僕の順番で伝わって来るからちょっと遅れるんだよね。



そして他の生徒や先生たちも多種多様の反応をしている。

そんな中、学長は咳払いをして話を続ける。

隆「あー場所はここ、宮城県立呪術高等専門学校だ。交流会専用の敷地を使ってやるぞ。」

そんなものあるんだ。

だだっ広い敷地だからね。あっても当然か。

奏葉はこのことを知っていたのかな。

(いや、いつも一緒にいることだし多分知らないよね。でも僕には無い情報網を持っているから知っている可能性も大いにある。ああ気になるな、このままさりげなーく聞くためには……。)

「交流会専用の土地があるなんて知らなかったな。」

葉「そう。」

「ねえ、奏葉は交流会専用の土地があるって知ってたの?」

葉「ううん。知らない。」

奏葉からはきちんと返答が来た。

こういうものでもちゃんと返してくれるのは嬉しい。


奏葉は知らなかったんだ。

知るわけ無いよね、普通。



ああ、楽しみだな。早く当日になれ、ってね。

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Hiiragi(プロフ) - 更新しました! (2021年9月13日 21時) (レス) id: c8a8f260f7 (このIDを非表示/違反報告)
Hiiragi(プロフ) - 更新します! (2021年9月13日 20時) (レス) id: c8a8f260f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(クレハ)(プロフ) - ありがとうございます。パスワードを忘れてたまに非ログになりますが、よろしくお願いします (2021年8月14日 20時) (レス) id: c4e89196c4 (このIDを非表示/違反報告)
狼河@中能(プロフ) - 紅葉(クレハ)さん» おめでとうございます!これからも宜しくお願いします〜! (2021年8月14日 20時) (レス) id: 752f94123c (このIDを非表示/違反報告)
十六夜シロ(プロフ) - 揃えました。可笑しかったら報告お願いします。 (2021年8月14日 19時) (レス) id: 803d89b284 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅葉(クレハ) x他5人 | 作成日時:2021年7月31日 18時

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