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「あははっ！いちごパンツーっ！」
「うわーっ！青と白のラインとか、まじやべーっ！」
何を思ったのか、男の子達が騒ぎはじめた。
…あれ？青と白のライン…？
「…え」
「へ…」
ヒューヒュ──ッ！
そう言って騒いでる男の子達の言葉に違和感。だって、あたしのパンツ、今日…青と白のライン入ってる…っ！
ボール触ってないのに。もしかして...透視、されたの？
「お前のフォームパンツ丸見えー
おーいっ！みんなみろよーっ！投げるぞーっ！」
「な…っ！！」
動揺作戦に出た敵チーム。
別に、あたしのパンツ見なくても良いじゃん…っ！！
酷いよっ、そう言おうとしたけどそれは叶わなかった。
「お前ら、パンツくらいで騒いでんじゃねーよ」
「そーやっ！！そんな事ぐらいでっ」
「この女はもうパンツの中、見られてんだぞ(俺に)
んな事で動揺すっかよ」
「なあ、Aのパンツ見て良いのは俺だけだから。
棗くんと璃音くんの言葉で一瞬静まり返った。
あたしと蜜柑ちゃんは２人の言葉で固まっている。
棗くんが蜜柑ちゃんを見て、んべっと舌を出した事とか璃音くんの手があたしの肩に回ってる事とか興味無い。
てかこの際、どうでもいい。
───なんで、しってるの。これしかなかった。
「何それどーゆーことっ！？」
「すげーっっ！棗さんっ！見たんすか！？」
「さすが棗さんだぜーっっ！」
「Aちゃんって璃音くんと付き合ってるのー！？」
「うそーっ！？」
周りは２人に驚きを隠せない様子だったけど、あたしはそれどころじゃなかった。棗くん達の脳内辞書に、恥という言葉はないらしい。
信じらんないっ、璃音くんのバカ!最低っ!!!
おのれ、棗───…
「璃音くんっ！一緒のチームじゃなかったら今すぐ顔にボール当ててたからねっ！！蜜柑ちゃんいいの！？
あんな人にパンツ脱がされてっ！」
「よくない！絶対許さへんっっ！！うらーっっ！！！」
我慢の限界だったあたしは叫んだ。
知られたくなかった蘇る屈辱を暴露されて、ふるふると
憎悪の炎を燃え滾る蜜柑ちゃん。
あたしの言葉に押されて、あたしの想いと一緒に渾身の力でボールを思いっきり投げた。
元からアリスコントロールが出来ないのに、我を失った状態では尚更できるはずはなくて。
念力のアリスにより、軽々と跳ね返されてしまった。
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未来(プロフ) - 唐瓜さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！私事ですが、更新が不定期になります。申し訳なく無いですが、これからもどうぞよろしくお願い致します。応援の言葉を糧に頑張ってまいります！ (2020年6月6日 13時) (
レス) id: ff0bac3a56 (このIDを非表示/違反報告)
唐瓜(プロフ) - 面白くて大好きになりました！！これからも応援しています (2020年5月27日 23時) (レス) id: 3816d577a0 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - はるかさん» 楽しんでいただけているようで嬉しいです。これからも何卒、気長にお付き合いください^ ^ (2020年5月6日 14時) (レス) id: ff0bac3a56 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 話読むごとに学園アリスのストーリー思い出して楽しませてもらいました…！ (2020年5月6日 1時) (レス) id: 711d6ac2b7 (このIDを非表示/違反報告)
未来(プロフ) - はるかさん» 応援ありがとうございます！これからどんどん更新していくので宜しくお願い致します。 (2020年4月24日 14時) (レス) id: ff0bac3a56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未来 | 作成日時：2020年4月24日 1時
