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S!N「で、何買うの?」
貴「言いません、言ったらお金出されるの知ってます」
S!N「だから俺が払うって」
貴「慎さん6人分払うんですよね、いいですよ」
S!N「いやあいつらは後で返してもらうし、女子の分は奢ってやるけど」
そう言う気遣いされると、大抵の女の子は落ちてしまう、なんて事も知っている。
それに慣れている彼だからこそ、こんなにさり気なくレディーファーストという物が出てくるんだ。
呑まれてはいけない。
S!N「お前、いつもそうやってこじらせて来たよな?」
貴「それが何か?」
少し反抗的に返す。
こうしたら大体慎さんは、私の言う事を聞いてくれるようになる
が、今日は違った。
S!N「今日はただでさえ自由に話せないんだから、こういう所ぐらい頼ってくれよ…///」
なんでそう言うセリフ、私にいう時だけ純粋に頬を染めるの?
こっちまで恥ずかしくなるから、やめて欲しい物だ。
貴「わかりました、今日だけ、ですよ…///」
S!N「そう、お前は俺の事頼ってれば良いんだよ」
その笑顔は、なんの為の笑顔ですか?
カッコつけるため?
可愛い女の子を落とすため?
それとも、
私のため?
そんな事を考えてると、また暗い顔しか出来なくなってしまった。
これだから最近は笑えなかったのだ。
ーーーーーー♪ーーーーーー
わぁいもうすぐかんけつう
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冬春(プロフ) - ふりゅうさん» ありがとうございます!とっても嬉しいです◎良かったら他の小説もよろしくお願いします〜! (2016年3月19日 0時) (レス) id: 3016ce23e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふりゅう - はじめまして!すごく素敵なお話で夢中で読んでいました!素晴らしかったです、ありがとうございました(^-^)/ (2016年3月10日 1時) (レス) id: 6c69c7ad07 (このIDを非表示/違反報告)
冬春(プロフ) - あずあさん» ありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o))) 良かったら次の作品もよろしくお願いします! (2015年9月14日 21時) (レス) id: db576ec078 (このIDを非表示/違反報告)
あずあ - 面白かったです!!しんさんかっこよすぎて赤面しながら読んでました。完結おめでとうございます!! (2015年9月9日 17時) (レス) id: 532f2e6dc6 (このIDを非表示/違反報告)
冬春(プロフ) - Seireiさん» わぁいコメント記念すべき1人目! ありがとうございます! そう言う感想頂けるのは本当に嬉しくてこっちが泣いちゃいますよ!! ありがとうございましたー! (2015年9月2日 21時) (レス) id: db576ec078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬春 | 作成日時:2015年8月24日 18時