GOBの短編集&反応集！！

リク:小さきものに抱えきれないクソデカ愛を(シリンジョン)(スティンガー) ページ47

きゅる、きゅる

カボブマン見たいな音が聞こえるということは…やっと来たのか、待ちくたびれたぞ

『こんちわ！げかいさん ﾆﾊﾟ』
そう言って来たのは私の患者の一人A
幼い頃から色々体が不自由で私が担当をしている子だ

「今日はどうしたんだ、お話か？」
そう言ってやると元気に頷いて此方に来ようとするA

「そんなに無理しなくていい、私が押すからな」
そう言って車椅子を押すとありがとうと返事が帰ってきた……全く、"私に変な物を植え付けて"…



『ん、どーたの？げかいさん？』

「…嗚呼、なんでもない」





何時か、この子が他の奴の物になってしまうのか……って、なに考えてるんだあの海月じゃあるまいし…




「…？」

[うわ、どしたの海月さん]

「いや、なんでもない、ってなんで此処にいる？」

[いや、Aちゃん探してた]







「…Aは罪な奴だな」

『…？つみ？？』







こんなものを植え付けるなんて(愛と執着心を)











リクエストありがとうございまぁす！

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