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伊作side
伊作「はぁ…」
留三郎「まぁそんなに落ち込むな伊作」
そう優しく僕を励ましてくれるのは同室の留三郎だけど今日は朝から不運続いて留三郎に沢山迷惑をかけてしまったから申し訳なさでいっぱいだ…
伊作「すまない留三郎僕のせいで…」
留三郎「気にするな！同室じゃないか！」
伊作「そんな訳にはいかないよ…だって今日は朝からの実習では僕の不運のせいで留三郎に怪我をさせてしまって、その後も帰り道に崖から川に落ちてずぶ濡れにさせてしまって、さっきだってせっかく早めにお風呂に入ったのに僕が廊下で滑って外にある落とし穴に落ちそうになった所を助けてくれた留三郎までも穴に落ちて泥だらけにしてしまって…本当にすまない。」
留三郎「伊作がそんな謝る必要なんてないさ。怪我はきちんと手当すれば治るし、崖から落ちて川でずぶ濡れになっても忍術学園までちゃんと帰って来れたし、落とし穴に落ちたって今こうしてお風呂にもう一度入れば済むことじゃないか！」
伊作「…でも今日はまだ不運が続きそうな予感がするんだ」
留三郎「…」
そんな話をしていた時に脱衣所の入り口がひらく音が聞こえてきた。誰か入ってきたのだろうか？
伊作「誰か来たみたいだよ？」
留三郎「今の時間帯なら実習から帰ってきたばかりの奴か遅くまで穴掘りをしていた綾部のどちらかだろう。」
僕達は誰が来たのか予想を立てて脱衣場に居る人物が風呂場に入ってくるのを待っていました。しかし入ってきたのは予想外の人物で僕は戸惑ってしまった…
”ガチャ”っと扉が開いた時に僕達は目を疑った。
伊作＆留三郎「？？」(湯気でよく見えないな…)
A「？」
伊作「へ？」(身体にタオル巻いてる…女の子！？)
A「えっ…男の人？」
伊作「う、うわぁぁぁぁぁ/////」
A「きゃぁぁぁぁぁぁぁあぁ////」
お風呂に入ってきた子は同学年でも下級生でもなく、とても可愛らしい子だった。驚いて留三郎の方を見ると留三郎は口をポカーンと空けて硬直していた。
A「えっ！？なんでここに男の人が！？」
彼女はとても慌てている様子だ。すると硬直していた留三郎が口を開いた。
留三郎「ちょっとまて！ここは男湯だぞ…」
A「へ？男湯…あっ」
彼女はそれを聞くと何かを思い出したように顔が真っ青になっていった
A「すみません…ま、間違えました」
そう彼女が言うと急いで風呂場の扉を閉めて脱衣所に戻って行った。
留三郎「不運だぁぁぁぁぁ」
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†NANA†(プロフ) - 「豆腐」が「たうふ」になっています (1月15日 12時) (
レス) @page32 id: ba491fb673 (このIDを非表示/違反報告)
aiai7023(プロフ) - あの、年齢間違ってますよ！14歳だと五年生と同い年です！！急にごめんなさい🙇♀️主さんの忍たまの小説好きです！！これからもがんばってください✨ (7月24日 10時) (レス) @page10 id: 8c00b6f32f (このIDを非表示/違反報告)
shidu0b21lanca7(プロフ) - Saori2001さん» コメントありがとうございます！楽しんで貰えるように頑張ります (2021年10月23日 14時) (レス) id: ce741a9fe4 (このIDを非表示/違反報告)
Saori2001(プロフ) - 続きが楽しみです！ (2021年10月23日 7時) (レス) @page17 id: 76238201f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごまマルST | 作成日時：2021年10月14日 20時
