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[リク]カラ松vs一松 ページ9

「嗚呼、やっぱり俺のAは可愛いな…」


『………』



現在、カラ松くんに監 禁されてから1週間経とうしている。


足首には鎖。首には首輪。


…もうイヤだ……本当に辛い。


彼の言う事を私が『嫌だ』と言うと、暴力が私に襲いかかる。


食事も、着替えも、お風呂も、全てカラ松くんがしてくれる。


断ろうにも、自分の思い通りにいかないと案の定、暴力だ。


今日もまた、痛々しい痣が増える……。





「A。

今日はお前から、俺にキスをしてくれ」


『…ぇ?!』



どうしよう……イヤだな…自分からなんて……



まるでカラ松くんに___を誓ったみたい………。



そんな私の困った様子を見ると、彼はむかついたらしく…



「…あ“?何、してくれねぇのか?

毎晩、俺からしてやってんのに…!!!」


『………』


「…何か言えよ」


そう言った後、カラ松くんのケータイが鳴り、舌打ちをして“この部屋“から出て行った。



(…良かった…叩かれなかった……)



私はホッ…と、殴られなかったことに安心していると




[ギィィ…]



『!』


だ、誰?!カラ松くん?!?!


怖い、怖いよ…!!!もう殴らないで…「A…?」



…今の・・・
カラ松くんの声じゃなかった。聞いたことのある声だった。




『…い…いち松くん……?』


…?!え、何で……どうして此処に…。


「大丈夫か?A…

今、此処から出してやるから…」


そう言って、私の足に付いてる鎖と、首輪を『カギ』を使って外してくれた。



『かぎ…?』


「うん…。
あのクソ松が風呂に入ってる時に、アイツのパーカーのポケットを探ったら入ってた……」


『そう…』


「話は後で良いから、早くこっから出るよ…」


『あ…そうだね…』


すると一松くんは私を『お姫様だっこ』をしてきた。



「足。…鎖付いてたから痛いでしょ…?」


『…ありがとう…一松くん。



大好きだよ………』


「……俺も」




本当に、本当にありがとう…一松くん。









「一松………返せよ…


俺のAを…!!!!!!」

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◇ Nana ◇(プロフ) - ゾクゾクして面白かったです…!!!(^ω^*) (2016年3月2日 14時) (レス) id: ab05efbc2d (このIDを非表示/違反報告)
やま松 - ちょとカラ松が切れたらヤバイヤバイヤバヤバーイww (2016年1月7日 12時) (レス) id: d0a4bec8ca (このIDを非表示/違反報告)
+♂(プロフ) - . (2016年1月4日 22時) (レス) id: 9a44bb5f71 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆@一松(プロフ) - ギーラさん» 君に頼んでよかったよ(涙ぼたぼた)あー、カラ松兄さんとかもいなぁ…(チラ) (2015年12月31日 17時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
雪音@カラ松Girl兼南伊領(プロフ) - ギーラさん» ありがとうございます!!!どうしても続きが気になってしまってw更新頑張ってください!! (2015年12月31日 15時) (レス) id: 66afaca7c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ギーラ
作成日時:2015年11月29日 14時

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