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[リク]カラ松vs一松 ページ25

「俺のAはいつ見ても可愛いな。」

「死ね。クソ松」



『あはは……w』


カラ松くんと一松くんは


仲が著しく悪い。



今更ながらの事だが、他の兄弟とは異常に仲が悪いのだ。お互い、何かを競い合っている? そんな感じだった。



今日も色々あった_____________






「なぁ…A。今日は誰も家に居ないんだ。上がっていかないか?」


その日、私はカラ松くんに家にお呼ばれされたので、お土産を持って遊びにいった。


『お邪魔しま〜す』

「おう。」


居間まで案内されると、カラ松くんに肩を掴まれ、がっちりとホールドされた。


『なっ…えぇ?!か、カラ松くん…?!』


「…ダメだろA。ホイホイと男の家に上がっちゃ…男は皆、狼なんだぜ?」

『は?!わ、わかったから…離してよ!』


そう叫ぶと、
離すどころか抱き締める力が強くなった。

痛い痛い!!背骨が折れる…!!!


「はぁはぁ…A……愛している…大好きだ…」


『…!!!』


やばい、カラ松くんの目が虚ろだ……

なんか発 情してない…?!君が狼さんじゃないの?


「さ、A…go to bedと行こうじゃないか」

『ひぃ…!』


耳元で囁かれ、思わず悲鳴がこぼれる。あ…ダメだ私、終わった。



そう悟っていると………



「Aから離れてくれない?クソ松…」



聞き慣れた声が聞こえた。

カラ松くんじゃない、眠たそうな低いめの声……




『い、一松くん…?!』

「…ッチ(邪魔が入ったな…)」



カラ松くんに睨んで、暴言を吐く一松くん。助かりました…



「邪魔するなよ、一松…

今、俺とAは[お楽しみ]中だ。」


「へぇ…そうなの?A」


私はぶんぶんと首を横に振る。



「なっ…!」

「ハハッ…ほらみろ、クソ松…」


今のでカラ松くんの抱きしめる力が弱まり、私はすぐにふりほどいて一松くんの後ろに隠れる。



「A…お前は俺より、一松の方が良いのか?…」

「……」


無言。


その質問については、私は答えなかった。


本当は、私が決めなきゃいけない。


昔から、あの二人から好意を寄せられている事は知ってた。


中学3年の卒業式の日。


カラ松くんと一松くんに告られた私は、断ったのだが……あの二人はめげずに大人になってもなお、アプローチをしてくる。



今日もほら、



兄弟同士で、くだらない喧嘩をしているのを見かける。

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◇ Nana ◇(プロフ) - ゾクゾクして面白かったです…!!!(^ω^*) (2016年3月2日 14時) (レス) id: ab05efbc2d (このIDを非表示/違反報告)
やま松 - ちょとカラ松が切れたらヤバイヤバイヤバヤバーイww (2016年1月7日 12時) (レス) id: d0a4bec8ca (このIDを非表示/違反報告)
+♂(プロフ) - . (2016年1月4日 22時) (レス) id: 9a44bb5f71 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆@一松(プロフ) - ギーラさん» 君に頼んでよかったよ(涙ぼたぼた)あー、カラ松兄さんとかもいなぁ…(チラ) (2015年12月31日 17時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
雪音@カラ松Girl兼南伊領(プロフ) - ギーラさん» ありがとうございます!!!どうしても続きが気になってしまってw更新頑張ってください!! (2015年12月31日 15時) (レス) id: 66afaca7c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ギーラ
作成日時:2015年11月29日 14時

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