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第12話 ページ19

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『……ねぇ…何で、さっきネコを蹴飛ばしたりしたの?一松くん、猫好きなんでしょ…?』



他の喫茶店に連れて来られた私は

先程から何故かイライラしている一松くんに問いかけた。



「…あ?

別に…ネコ蹴ったぐらい、どうでもいいっしょ」



『…!!!』



信じられない………あの一松くんが…


エスパーにゃんこだって、
あんなに可愛がっていたのに…



もう帰りたい。
そんな気持ちがいっぱいで泣きそうになる。






……ポタ。



「…!!!」



ついに涙が零れてしまった。


その喫茶店に居た人達は、「あの子泣いてるの?」とか「うわ…彼氏が泣かした」などと自分の連れと話していた。



『…ッ。

ごめんなさい。もう…帰るね…』


「えっ…A……怒ったの?」


『違う…違うの………』


ガタッと席から立ち上がり、コーヒー代を置いて去ろうとすると……



「……行かないで…」


一松くんに袖の部分を掴まれた。



『……しらない…』

私は彼の手をふりほどき、小走りで『スタバァ』から出た。




そんな泣きながら出てきたAを、ねっとりとした視線で


見る者が、“3名”。

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◇ Nana ◇(プロフ) - ゾクゾクして面白かったです…!!!(^ω^*) (2016年3月2日 14時) (レス) id: ab05efbc2d (このIDを非表示/違反報告)
やま松 - ちょとカラ松が切れたらヤバイヤバイヤバヤバーイww (2016年1月7日 12時) (レス) id: d0a4bec8ca (このIDを非表示/違反報告)
+♂(プロフ) - . (2016年1月4日 22時) (レス) id: 9a44bb5f71 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆@一松(プロフ) - ギーラさん» 君に頼んでよかったよ(涙ぼたぼた)あー、カラ松兄さんとかもいなぁ…(チラ) (2015年12月31日 17時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
雪音@カラ松Girl兼南伊領(プロフ) - ギーラさん» ありがとうございます!!!どうしても続きが気になってしまってw更新頑張ってください!! (2015年12月31日 15時) (レス) id: 66afaca7c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ギーラ
作成日時:2015年11月29日 14時

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