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第8話 ページ15

_______

おそ松くんが居なくなってから……何故か震えが止まらない。



……私、怯えてるの?



『………』


「Aちゃん?どうしたの〜」



十四松くんの声が聞こえ、私はハッとして顔をあげた。



『あ……ごめんなさい…』


「…大丈夫?震えてるよー」


『少し…寒かっただけ。


…十四松くん、ちょっと場所かえない?』



なんか…先から誰かに見られてる気がして…気持ち悪い。


でも、そんな事 十四松くんには言えない。彼のことだから、色々犯人探しとかしそうで怖い……。



「じゃあn『〜♪』あ!電話!!!』



ケータイのメロディがなると、彼はすぐに出て「もしもし?!」と叫んだ。



「もしもし!!!…あ!トド松!!


うん、うん……わかったぁ〜!」


『?』



どうやらトド松くんから、みたいだったけど…何の用だったのだろう。



「Aちゃん!!一松兄さんがもう、公園で待ってるって!」


『えっ?!早くない?!?!』



時計を確認すると、まだ昼の12時だった。


話を聞くと、

一松くんは朝からうずうずして、待ちきれなかったらしい。



『……そっか…』


「うん!だから早く、兄さんの所に行ってあげてだって!!」


『え…十四松くんは良いの?

全然遊べなかったけど…』



そう言うと、十四松くんは“また今度遊べるから“と言ってにこっ、と笑った。



『…十四松くん

今度は二人で遊園地に行こうね!』


「うん!!Aちゃんと行きた〜い!」


『ふふっ…じゃあ、私

一松くんの所に行ってくるね!』



私は一松くんを待たせるわけにもいかないので、また走って待ち合わせの近所の公園に向かった。









「…これで良いのー?トド松〜」

「うん、ありがとう。十四松兄さん」

「あーあ…Aちゃんと全然、遊べなかったぁ〜」

「しょうがないよ。おそ松兄さんにバレちゃったんだし……

他の二人も、きっと一松兄さんの邪魔してくるんだから…時間をずらさなきゃ…ね?」

「……おそ松兄さん…邪魔だなぁ…」

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◇ Nana ◇(プロフ) - ゾクゾクして面白かったです…!!!(^ω^*) (2016年3月2日 14時) (レス) id: ab05efbc2d (このIDを非表示/違反報告)
やま松 - ちょとカラ松が切れたらヤバイヤバイヤバヤバーイww (2016年1月7日 12時) (レス) id: d0a4bec8ca (このIDを非表示/違反報告)
+♂(プロフ) - . (2016年1月4日 22時) (レス) id: 9a44bb5f71 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆@一松(プロフ) - ギーラさん» 君に頼んでよかったよ(涙ぼたぼた)あー、カラ松兄さんとかもいなぁ…(チラ) (2015年12月31日 17時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
雪音@カラ松Girl兼南伊領(プロフ) - ギーラさん» ありがとうございます!!!どうしても続きが気になってしまってw更新頑張ってください!! (2015年12月31日 15時) (レス) id: 66afaca7c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ギーラ
作成日時:2015年11月29日 14時

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